2007年02月11日(日)  僕ライダー。
 
髪が伸び放題である。前髪は口の辺り、後ろ髪は肩まで伸びている。一昔前の仮面ライダーの主人公のような髪型をしている。仕事の時はヘアムースやワックスを使ってなんとか仮面ライダーの主人公クラスの体裁を保っているものの、家にいるときは実験に失敗した科学者のような頭になっている。
 
遂に見かねた妻はお願いだから美容院に行ってくれと言う。行ってくれと言うが、僕は金銭の管理を全て妻に任せているので妻から美容院代を工面してもらわなければならぬ。じゃあ工面してもらえばいいじゃないかと思われるかもしらんが、妻の財布の紐が想像以上に固く、ということは全然なく、ただ単に美容院に行く気がしないだけである。
 
独身の頃は1〜2ヶ月に1回は必ず美容院に行っていた。結婚してからは、結婚式の前日に行ったきりだからかれこれ7ヶ月髪を切っていない。なぜこんなずぼらになってしまったのか。我が美容に対し無関心になってしまったのか。
 
結婚して、自分の髪以外の関心事が急激に増えたからである。という結論。だってそうでしょ。妻とは時間があればずっと話してたいし、御ハナは時間ある時もない時も終始可愛い。こんな家庭というものができたものだから、美容院が自分に必要なものランキングトップ10から撤退したことはしょうがないのかもしれない。
 
じっと鏡を見る。髪の毛が肩まで届いている。後ろ髪、口に入るんじゃないだろうかと、後ろ髪を口に持っていったら実際口に入った。口に入るくらい髪の毛長ぇよ。すげぇなすげぇな。別にすごくないな。口に入る口に入る。と、いつまでも鏡の前で髪の毛を口に入れてぺちゃぺちゃ舐めていたら、後ろから「何してるの?」と、ちょっと心配そうな顔をした妻。後ろ髪がね、こうやって伸ばしてね、こうやって口に持ってくとね、ほら、と、後ろを振り返ると妻は既にキッチンで夕食の支度。
 

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