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| 2001年05月02日(水) 尻切れトンボ。 |
| 随分暖かくなってきたので髪を切る。短く切る。かなり切る。ほとんど坊主頭。 丸坊主にしようかとも考えたが、今年の夏で25になる事を考えた途端、気が引ける。 僕はもう、あの頃の夏のように若くない。 あの頃の夏。僕はビヤガーデンでバイトをしていた。昼間は仕事をしていた。 お金に困っていた。車が炎上したのだ。 あれは忘れもしない6月9日。ん?6月19日だったような…。まぁいい。過去の事なんて忘れた。 兎に角、私が初めて買った車が我が家の庭で突然、炎上したのだ。 突然、とは少し言い過ぎかもしれないが。物事にはちゃんとした理由があるものだ。 しかし、あの時はなぜ炎上したかわからない。朝寝坊ばかりしていた罰でも当たったのだろう。 炎に包まれた赤色のミニ・クーパー。炎の様に燃え上がり、という形容は間違い。 現に炎となって燃え上がり、あと2年のローンだけが燃え残る。 以上のような理由で夜のバイトを始めた。 ビヤガーデン。あれはきつかった。あるホテルの屋上。日本人は高いところで酒を飲むとすこぶる機嫌が良くなるらしい。 上機嫌な酔っ払いに愛想の良い笑顔と敏速なる行動と鋭い洞察力。 バイトとして当然の行動をし、当然の如くホテルから気に入られ、当然、給料も上がる。 当然。 私はビヤガーデンの季節が終わってもしばらくそのホテルのレストランでウェイターとして働く事になる。 蝶ネクタイなんかつけて、いらっしゃいませ成金趣味のみなさん。など考えながら得意の愛想良い笑顔を振りまく。 そんなこんながありまして、今、こうして坊主頭の私がいる。 |
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