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| 2001年02月21日(水) 矛と盾。 |
| 患者さんとテレビを見てたら鳥羽一郎が「兄弟船」を唄っていた。 「兄弟船」……私は昔大観衆の中、熱唱した事がある。 あれは18年前、小学1年だった。 丸坊主で鼻垂れの典型的な小学1年生だった私は、校長先生の異常に長い貧血者続出の典型的な朝礼に立っていた。 校長先生の異常に長い自分の理想を強制するスピーチに耐えかねた私は、 後ろに立っていた同じく典型的な丸坊主でいじめっ子の同級生と無駄話をしていた。 無駄話。学校でよく耳にする言葉。客観的に見ると無駄話だが、主観的には重要な話。たとえ小学生であろうとも。 声の大小の調節がまだ未熟な小学1年生の無駄話は安易に校長先生の耳に入る。 「おい。そこの君たち。ちょっと来たまえ。」 突発的現象に未熟な小学1年生2人は足を震わせながら舞台に上がる。 「無駄話はいかん。よって2人で兄弟船を歌え。」 矛盾した話の対応に未熟な小学1年生2人は、これを立派な罰と考えた。 歌わなければならないと。 それで私たちは声を大にして、全校生徒を前にして兄弟船を熱唱した。波ぃの谷間にぃ〜♪ 今考えると、なぜあの場所で校長先生から歌を唄うことを強制されたのか。 それも演歌の兄弟船を。 それが私が一番最初に体験した大人の不条理さだった。 今でも鳥羽一郎を見ると全てに無防備だった小学1年生の私の姿を思い出す。 |
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