2000年12月21日(木)  今日は冷凍食品2割引というハンパな割引の日。
仕事帰り近所のスーパーで買い物をする。

いつもレジにいるメガネをかけた女性が最近気になる存在。
年齢は30半ばくらいだろう。最近髪を短く切った。

なぜ気になるのか。
彼女は一生懸命だからだ。ただの一生懸命じゃない。
本当に一生懸命なのだ。

「いらっしゃいませ、いつもありがとうございます。」
といくら忙しくても両手をそろえて頭を下げる。
「いつも〜」のセリフは彼女しか言わない。

お釣りも両手を添えて、−私の手を一方の手で添えて渡す。

一生懸命するがあまり、空回りする事も多い。
一生懸命するがあまり、お釣りをよく落とす。
一生懸命するがあまり、菓子パンをなかなかバーコードが読み込まない為、
クシャクシャになるまで機械に通す。

マニュアル通りの挨拶、合理的なレジ打ちをされるより、
彼女の人間味溢れたレジ打ちの方が好きだ。


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