麻綴り
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イトオテルミーを習いに行ってきました。
イトオテルミー。略してテルミー。 なんじゃそりゃ、という方がほどんどではないかと思います。私も、子どもがアトピーになるまで知りませんでした。
「イトオ」というのは、考案者の伊藤金逸博士の姓にちなんだもので、「テルミー」はギリシャ語の広い意味での「温熱を利用した療法」を指す言葉だそうです。 万年筆くらいの金属の管の中に、7種の薬草から作られた「テルミー線」と呼ばれる太い線香を入れ、2本1組で使います。この線香に火をつけて、身体をなでたりこすったりして、温熱刺激を与える療法です。
自然育児の世界では有名で、私も、娘のアトピーのことで中野の「自然育児相談所」に通っていた頃に体験したことはありました。 家庭内でいろいろな症状に使えるとか、アトピーの体質改善にいいとか、産前産後にもいいとか、知識はいろいろあったのですが、実際に始める前の段階で止まっていました。
今回、娘が水ぼうそうになって、慌ててアポを取って習いに行ったのですが…… 結果からいえば、もっと早く習っておくべきでした。 指導してくださった療法士さんのお話では、水ぼうそうも、発疹のできかけの段階でテルミーをかけてやると治りが早いとのこと。 娘はもう、発疹のできかけの部分と、水を持った部分と、かさぶたの部分が混在する段階まで進んでしまっています。こうなると、水を持った部分には触れられないので、そこを避けながらかけてやるしかありません。
まあ、もう熱も下がって、すっかり元気なのですが、ともかく1日も早く発疹が全部かさぶたになって、登園できるようになってほしいのです。 下手をすると、このまま1日も登園できないまま、卒園ということもありうる……? それはあまりにも可哀想なので。
帰宅後、まずは自分にテルミーをかけて練習してみてから、娘にかけてやりました。 「気持ちいい」と言いつつ、どうもくすぐったいらしく、大暴れして、きゃーきゃーいいながらかけられていました。
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