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みつる。→→→2005年06月15日(水) 昨日学校から帰ってきてから、なんか最近疲れてて、とにかく疲れてたから早く寝ちゃおうと思って、寝ながらAV女優になることとか、東京行ってホステスになることとか考えてた。 また高2の頃に戻ってるなって思った。 少し昔の日記読み返しちゃったからだと思う。 2年前の日記を読み返した。 あの頃あたしには好きな人がいた。 誰に言うわけでもなく、その人になにかするわけでもなく、ただ本当にその人を軸に生きていた。 何もしたいことがなくて、生かされてる状態の中で、誰かを糧にしたかったんだと思う。 誰に迷惑をかけるわけでもなく愛すことをしていた。 じゃなきゃ生きていられなかった。 それからまた1年経って、その人に近づこうと思いながら、自分のしたいことは夜の世界だとか、東京だとかにあるんだと漠然と思いながら、そう思わないとやっていけない状態のまま、生きていて、タカに会ったんだ。 あたしの世界は180度変わった。 タカを好きだっていうだけで、なにも楽しくなかった同じ毎日が、早く抜け出したいと思ってた生活が、楽しくて仕方なくなった。 それから、考えもしなかった大学受験もして、タカのいる世界の人間になった。 これが幸せなんだって初めて本当に思った。 今でもとても感謝してる。 今でも、目指すところはタカのような人と生きていける「幸せ」だと思ってる。 タカを好きにならなかったら、あたしはきっと今ごろ東京で死んでたかもしれないし、泣きながらでも死にそうになりながらでも立派にホステスしてたかもしれないし、もう、想像すらできない。 今、ホステスにほんの片腕程度浸かりながら、タカのいる世界にいる。 だけど大学は面白くない。 受験の時自分が目指した、これから先の可能性に、また疑問を感じてる。 「あの時」と同じだ。 自分がなにをしたいのかわからない。 だけど今の状況がいけないことだけはわかる。 こんなことするために生まれてきたんじゃない。 1度きりの人生なのに。 って、また繰り返して。 あたしは夢見がちなだけかもしれない。 現実を受け止められない子供なだけかもしれない。 だけどどうしても今を幸せだと思えない。 今から脱出したい。 時間が勿体無い。 いつも思ってた。 もう2度と思いたくなかった。 昨日、今のままいるくらいなら、どこかここじゃない所に行って、ホステス一本になったり、AV女優にでもなった方がマシな気がした。 その方がずっと生きてて楽しい気がした。 「あの時」のように。 周りの環境は確かに変わった。 高校から抜け出せていないわけでもないけど、高校の方が遥かに楽しかったっていうのは事実だ。 今が毎日楽しくないのも事実だ。 なんのために学校に行ってるのか。 なんのためにこんなに学校に時間を費やしてるのか。 その先にどんな就職が待ってるのか。 そのもっと先にどんな人生が待ってるのか。 考えると先が見えてきて、怖くて、だったらと、「どこか」に考えを飛ばすしかなかった。 就職してしまえば、もうその環境から抜け出すことはできないと思う。 来年より再来年より、今抜け出した方がまだやり直しがきく。 思うけど、どうせあたしにそんな度胸はない。 ただ毎日「楽しくないな」って思いながら、せいぜい、楽しくなるように努力して、疲れていくだけ。 みんななにが楽しくて生きてるんだろう。 あたしはどうすればいいんだろう。 考えながら時間は過ぎる。 そんなことを延々と考えたまま眠ったら、妊娠して出産する妙な夢を見た。 生理が微妙に遅れてたから、彼と、「もしかしたらできてるかもね」なんて冗談言ってたからだと思う。 もう生理はきてるし、全然不安ではなかったんだけど。 生んで、男の子で、祖母が「みつる」って勝手に名づけちゃって、あたしは、「どうしてあたしが親なのに、勝手に名づけちゃうの?」って、泣いてた。 彼はあまり出てこなかった。 出てきたけど、妊娠の事実すら知らない彼に、「ひとりで育てるから」とか言ってたような気がした。 「みつる」は可愛かった。 夢の中だったけど、本当に母親になったような気持ちがあったのだけは覚えてる。 幸せだったような気もする。 これどういう夢なんだろうな。 夢占いとかやってみようかな。 早くに寝たから夜中何度か目が覚めて、彼からのメールでも起きたんだけど、返さなかった。 そのまま朝になって、どうしても学校に行きたくなくて、宿題もやってなかったし、昼まで寝てた。 午後からの授業に間に合うようにシャワー浴びて、化粧する前に彼にメール返そうとして打ってたら、彼から電話がきた。 「メール返ってこないから不安になった」って。 昨日昼間メールしてたし、夜なんて大抵彼が先に寝ちゃうかどっか遊びに行っちゃうかで途中で途絶えるんだけど、ていうか数ヶ月前まではメールない日が数日続いたりもしてたのに、彼がこんなことで不安になるとは思わなくて少し嬉しくなった。 あたしの感じるのと同じ不安を彼も感じてるんだって嬉しくなった。 「先輩に藍ちゃんは遠くに行っちゃいそうな気がするって言われてさ。しかも昨日変な夢見たんだよ。藍の家行って藍の父さんがいてさ…」って、仕事前の彼はあたしみたいだった。 笑いながら大丈夫だよって言って電話を切った。 昨日、色々考えてる時に、彼と付き合ってる今の自分に、嫌気がさしてた。 こんな恋愛したくない。こんな人好きになりたかったわけじゃないって。 とにかく彼のことを考えたくなかった。 また始まってしまったのかもしれない。 鬱みたいな考えたがりな時期。 彼がいる限りきっと、あのときのあたしにとっての「タカ」は現れない。 だけど別れたいわけじゃないとか言いながらきっとあたしは別れられない。 だったらあたしは潰れていく一方だ。 こんなままじゃ彼と連絡を取ったり、会ったりするのすらそのうち嫌で堪らなくなりそうで怖い。 彼への好きが消えてしまいそうで怖い。 だけど考えが止まらなくなってきてる。 早くここから抜け出さなきゃ。 細胞が死んでく。 若さすらなくなって、あたしはカラカラに干乾びてしまう。 そんなの嫌。 だけど抜け出せない。 そしたら死にたくなる。 タカが救ってくれて、タカの世界に居残って幸せになろうと頑張ってたのは嘘で、これが本来のあたしなのかもしれない。 あの時あたしはなにを幸せだと思ってたんだろう。 なんのために頑張れてたんだろう。 タカがいればそれでよかったから、それだけで幸せがはっきり見えてたから、タカのような人のいない今、また光を手探りしながら、闇の中で、もがいてもがいて、どうしようもなくなるのが怖い。 そのうちあたしはきっと壊れる。 糸が切れたら冷静を失って東京へ向かっちゃう。 そうすれば後悔するのはわかってても向かっちゃう。 今が駄目だということしか見えなくて、賢く幸せ探しなんてできなくなる。 今夜、あたしはどんな顔して彼と連絡取ればいいんだろう。 弱ったらすぐ、簡単に闇に飲み込まれる。 2年前のあたしは、死んでもいいから東京へ行こうと思ってた。 今のままでいるくらいなら死ぬ気で東京へ行こうと。 だけど死ぬのは怖い。 東京へ行ったら簡単に死んでしまいそうで怖い。 こんな風に生きたいわけじゃないのに。 当たり前に幸せを幸せだと思えるようになりたいのに。 これから先、彼に嫌悪しか感じなくなってしまったらって思ったら、自分が怖くて、泣きそうになる。 |
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