文字姫
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劣等感。→→→2004年03月30日(火)
先輩の話ね。

先輩とは友達の紹介なんだけど、小1からのすごく、大事な、友達の紹介で。

色々そういう話してて、私がなんだかんだうまいこと言って、相手に「じゃぁ相談してみな」みたいなこと言わせて男紹介させたんだけど。

先輩のことは1年位前になんとなく話聞いてたし、1回すごい地味に生で見たことあったから、かっこいいこと知ってて、その友達のことうまく利用できたなって正直思ってた。

相談する気なんて多分3割くらいしかなかった。
あとの6割は、具体的には全然考えてなかったけど、漠然と先輩とうまくやろうって思ってた。

先輩はその友達のことが好きだった。

だから今でも私は先輩との会話でその子を意識しながら先輩を見る。
当たり前にその子の名前も出す。

私とその子は友達とかいうより、感情だけで言えば男女みたいな関係だったりもしたし、小学校も中学校も一緒に色んなことをしてずっと一緒に過ごしてきた。

嫉妬も怒りも悲しいも嬉しいも楽しいも愛も、全部の感情を抱いてきた相手だった。

今もそれは変わらない。
一生変わらないでいてほしいって思う。

いちばん気が合って、いちばん近くて、いちばん一緒にいたくて、大切な人だった。

長い時間をかけて育んできた、大事で大事で大事で、本当に愛してるって言えて、思えて、感じられる人だった。

先輩はその子を好きだった。

なんでその子なんだろうって思う。

なんでその子なんだろう。
いつもそうだった。

私の方が頑張ってるのに。
私の方が気持ち強いのに。
私の方が必要としてるのに。
私の方が可愛いのに。
私の方が弱ってるのに。

なんでいつもあの子が私の欲しいものを持ってるんだろう。

これが私があの子に対してずっと持ち続けてきた『嫉妬』だった。

今回もそう。

なぜかあの子はいつもうまくやる。

私が欲しい先輩もあの子が好きだった。

私はあの子みたいに先輩にうまく話せない。
だから先輩に何も伝わらない。

あの子みたいに甘えられない。
だから先輩に可愛く写らない。

あの子みたいに淋しいって言えない。
だから先輩からも返ってこない。

あの子みたいに好きになってもらえない。

あの子みたいに必要とされない。

あの子みたいに執着されない。

私はあの子じゃないから。

だから先輩のことも「好きじゃない」って思えない。



なんで私じゃ駄目なんだろう。

なんであの子を好きになるのに私を好きにならないんだろう。

何がいけないんだろう。

あの子の何がよかったんだろう。

うまくやろうとすればするほど怖くなって駄目になる。

それで結局何もできない。

私いつまであの子を妬んでるんだろう。

それでも離れられないのに。

あの子は悪くないかもしれないのに。

あの子だって全部うまくいってるわけじゃない。
それはわかってる。

だけど私が欲しいものを、あの子がいらないって捨てることも、それを私が拾うことも、どうしても悔しいだけだ。





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