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朝、ホットドックを食べた。




タウンズ・ヴァン・ザント
ボブ・ディラン
を聴いた。

気持ちが回復してきているのを
感じた。

そのあとも
ずっと音楽を聴いて過ごした。




先が見えているわけではない。
横を見れば音楽がすぐ隣にある。

隣に誰かがいてくれるだけで
気持ちというのは楽になるのかもしれない。

つい先日
仕事でとんでもないミスを犯した。
15年以上働いているが
ありえないミス、ありえない判断をした。

そして
これ見よがしに
ここぞとばかりに
それ見たことかと
いじわるしてくる人たちが出てくる。
何もできない
言えない自分がいる。
どうしてこんな弱くなってしまったんだろう。
自尊心みたいなものがズタズタだ。

でもこの状況から
逃げはしない。

ただ、心が弱っているときに
仕事量が減らず、、で
きっついなー!
46歳。

よく失敗した人が
「責任をとって辞めます」という記者会見を見るが
それを見るたびいつも思っていたのは
「辞めるくらいなら、挽回するのが責任を取る事なんじゃないのか?」と
思っていた。
しかし今は、なんとなくその気持ちがわかる。

そういう時はもう、その場にいられなくなり
誰からも相手にされなくなり、つまはじきにされ
見えない圧力につぶされ
精神が持たなくなるんだろう。

ただ、俺はまだ
その場から立ち去るには早すぎる。

挽回するという気持ちではなく
そもそも挽回してるかどうかは他人が決めることで

ただただ俺は
同じミスは二度と犯さず
逃げるぐらいなら
恥をさらし
無様に、みっともなくとも正直に
突き抜けるのが逃げるより先だと思っている。

なんやかんや言って
やることなす事、事実と結果しか残らないわけだけど
褒められたくて、気にして欲しくて
わかって欲しい時とかあったけど
もう
何を言われようと
どう思われようと
所詮、大したことも出来ないわけだし
無理なものは無理
得意不得意がある
やれる事を確実に
気を保ってやっていこうと思う。

でも一つだけ
今でも逃げ出したいことがある。
抱えてる仕事量からは逃げ出したい。

ただ
「オレの時は1人でやっていた」と言う言葉をきくと

仕事量は減らないという現実が立ちはだかり
その現実に追いつめられる。

でも横をみると音楽がある。
音楽に助けられた。
今日、そんなふうに思え
久しぶりに晴れ間が見えた日だった。

明日から、気力を元にもどして
元気になってやっていこう思った。


2020年11月15日(日)

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