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盤上の向日葵



『盤上の向日葵』
柚月裕子 著

超面白かった。



地元、西国分寺の本屋さんには本当に感謝してる。
店員さんの手書きPOPがお店のいたるところにあり
いつもそれを頼りに本を購入しているが、外れた試しがない。

今回も、次読む本を探しにお店に入りPOPの紹介文を観て購入した。

悲しくも美しい物語。
誰が犯人か。誰が殺したか。
謎ののまま物語は進む。

父親から虐待を受けていた小学校の少年は
将棋が大好き。
ある事件から恩人に出会い、みるみる将棋が強くなっていく前半。
やがて訪れる、お別れ。少年の決意。
大人になっていく少年。
ある男との出会いから、危ない世界を知る。
命を懸けた将棋の世界で見たもの感じたものは。。。!

一方で事件を追う二人の警察の上下関係。絶妙なやりとり。

後半が始まる。

人の恩。義理。孤独。憎しみ。

手に汗握る、真剣勝負。

生き様。

なぜ少年は虐待を受けていたかを知ったときは
さすがに、思いもしない出来事だった。
物語は急展開して行き、一気読み。

作者、柚月裕子

他の本も結構出しているみたいだ。



2020年11月13日(金)

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