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ささやかな謝肉祭


海外の小説は翻訳の言い回しが
日本語の言い回しとどうしても異なるためか
読みづらさもあるように感じてしまうのだが
それは大した問題ではない。

『ささやかな謝肉祭』
ジョン&ジェイス・コリントン 著
坂口玲子 訳



異国の地の空気感がある。
人の仕草も会話の流れも異なるから面白い。

よく雨の降るシーンがあった。
ニューオリンズの裏通りへ連れて行ってもらえた。
ロマンチックなミステリー。
ある事件が起き、主人公の新聞記者がその真相を見定めていく中で
様々事情を持った登場人物達との人間模様が繰り広げられていき
面白かった。

去年の後半ぐらいから本を読む機会が増えた。
読み始めた時って、現実から逃げたかった時だった。
本を読んだら、そっちの現実の世界に夢中になり
こっちの現実を忘れらるみたいな。
そんな不純な楽しみから始まったのかもしれないが
今は単純に面白いから読んでいる。
とっても面白い娯楽だと思う。
読んでるとき思うのは、その時、心が少し平穏になっているような気がする。

音楽とともに。



お酒も一緒に。


2020年10月17日(土)

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