仕事帰りに吉祥寺で待ち合わせをしてスーさんと飲んだ。1軒目は「mojo cafe」というROCK BAR。一杯目の生ビール。マスターの入れるビールは生ビールの達人と言われるだけありすっごく美味しかった。料理も美味しく、店内にながれるSTONESもよかった。椅子がソファーになっていて、まるで落ち着く家の中にいるみたいだった。2軒目は「mojo cafe」から歩いて4〜5分の細い急勾配の階段を上った3階にある「BAR WOODY」というBLUES BAR薄暗い店内。どブルースが流れる。カウンターでまったり、お互い会話もなくどっぷり、ゆったり、ドロドロにスローなライトニンホプキンスを聴きながらシェリー酒というワインのようなお酒にキリンレモンを入れ、マスターの隠し味の入った「レプヒート」という名のカクテルなんか飲んじゃってカウンター席で週末の疲れを癒す時間を過ごす。マジックサムのLIVE盤が流れる頃にはすぐ目の前で演奏しているようでメタリックな金属音のキンキンなエレキギターの音が突き刺さり、身動きできない夜を過ごしていた。仕事場の渋谷から井の頭線吉祥寺駅経由で中央線に乗り換えいつも西国分寺に帰っている。帰り道の途中だし吉祥寺で途中下車して一旦ここでリセットするのも悪く無い。行くあてなくただホロホロカウンターバーでBLUESに刺されながら酒を飲むのも悪く無い。西国分寺にあれば毎日通っていた。「BAR WOODY」のマスターが言っていた。「仕事帰りにこんな店があるといいなぁ。 と思っていたら自分がそんなお店を始めていた」ともう開店してから20数年経っているらしい。俺は自分の家が一番楽しい場所だ。なぜなら、スピーカーの目の前で好きな音楽が聴けて、酒が飲めて、本を読めてギター弾けるからだ。休みの日はほとんど家から出ない。それどころか散歩に行く時と練習に行く時以外はこの場所から動か(け)ない。「こんな店があるといいなぁ」自分ん家で4連休をすごす。