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ニューオリンズにさよなら



「ニューオリンズにさよなら」
ジョン&ジョイス・コリントン 著



やっと読み終わった(苦笑)

そんな面白くなく感じ、途中何度も読むのやめようかと思った。
面白くないと思っていたから、ページもなかなか進まず
少し読んでは1週間ほったらかし
また少し読んで1週間ほったらかしを
繰り返していた。
今日一気にページが進んだ。
最終的に、とても素敵なお話だった!

題名に「ニュウーオリンズ」とあるから
音楽の話がたくさんあるかと思ったが
音学の話は一切なかった!

でも面白かった。
「なぜこの人は殺されたのか」の結末がびっくり仰天。

悲劇は時に
人の最期の美しさでもある。

外国の小説は、日本人の書く文体ではありえない文脈や
土地感や
感じたことのない景色や
感じたことのない空気感を
観せてくるのが面白い。

同じ観るもので
テレビ、映画、本(本は読むか。。でも文字を観ると捉えて)で
何が一番楽しいかといえば
完全に本だろうな。

時々、土曜の昼間にやっている
すっごくつまらなそうな
サスペンス2時間ドラマとかも
ひょっとすると
その話が本だったら
楽しいんだろうな。

この「ニューオリンズにさよなら」は
著者の3部作と言われている作品の最後のものみたいだ。
いつか
著者の1作目、2作目も読んでみようと思った。



2020年08月02日(日)

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