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さすらいのレコード・コレクター



日曜日
立川で観たかった映画を観れた。

1920年代、30年代のBLUES。ブルーグラス。
映画館で大きな音で聴けて最高だった。

目の前に演奏者がいるようで
音もダイレクトで迫力満点で痺れた。


個性が生き生きしている音に古いも新しいも無いなぁ。

ジョー・バザードさんというレコードコレクターの
行動に密着しながら、いろんなレコードを
ジョー・バザードさんのお部屋で聴かせてくれる映画なのだが
これがもう最高だった。

1920年代、30年代のレコードに収められている音楽は
アメリカの歴史的産物なんだな。
改めてそんなことも分かった。
音楽の原型が迫力満点でレコードに収められている。

(当時は音を加工する技術もないであろう)
一発どりの迫力満点のマイクからレコードへ加工一切なしの直接の音。
これがすっごくいい音している!

音楽の歴史の超貴重な産物が
レコードという形になっているが故に
時として亡くなったおじいちゃんの家にガラクタ同然に捨てられている
ダンボールの中に眠っていたりする。

それがジョー・バザードさんに発掘されたことによって
音が蘇る!
宝物が発見される!

映画館でどんな曲たちが(さすがに全曲、最後まで通しで聴けたものは少なかったが)
聴けたかとというと⇩こちらです。ライさんは全曲知っているかもしれない(笑)








この日の夜は
高円寺ALONEヘ生の音を浴びに向かった。

Rieさん
野良犬太郎さん
坂井ライさん

3名のLIVE
各30分
合計1時間半

最高の時間だった!!

気合の入った3名のLIVE
それぞれ皆さん全く異なる表現で
自分の音(=その人が弾かないと、他のどこでも聴くことができない世界で一つの音)を
時に激しく、時に静寂に近く、ぶっ放された音を
全身に浴びれる生のLIVE。
生きる活力を与えてくれる生のLIVE。

生で感じるものがなくなり
全てがデータやリモートになると
人間は空気を感じない角ばったロボットになると思う。

「生で感じる」
生きる活力が皮膚を通じて細胞に入ってくる。

その楽しさが
全ての人が
思う存分
思いっきり感じられる世の中になるといいよな。


2020年07月28日(火)

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