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優しく迎え入れてくれた


今年の2月
4月にワンマンをやることを知った
それから2ヶ月
ワンマンに向け気持ちを高めていった
いつでもいける準備万端な状態になっていた
そして4月
ワンマンの3日前
緊急事態宣言が発令。。。
ワンマンを中止にした。
もうこんな思いはしたくない。
だが
すぐに6月にやることが決まった。
気持ちをきりかえ照準を定め2ヶ月を過ごした。
新曲も生まれた。
ワンマンが近づくにつれ
今このタイミングでLIVEできるなんて最高だと
身震いした。

1曲目「カラカラの気分」
これから始めるほかないと思った。
もともとはダークな歌だが
雨降りの中、ダークに沈むんじゃなく
自分の中にある虹を求め、這い上がり
前に進む歌として生まれ変わった曲。
そして2曲目「僕のジェット機」で
友達と2人で未来を語ってぶっ放す曲へとにつながり
そこから一気に
歌う曲、全14曲、曲順、
最後の曲「太陽が昇ってる」まで
最初から最後まで1本ビシッとテーマがつながった。
練習の段階から良い手応えがあった。
これはいいLIVEにしなければならない。

LIVE当日
気をつけていたことは
放出する熱さやビートより自分の書いた詩の言葉の力を信じ
冷静に歌詞を放つ。
むしろ熱くならないようにしていた。
それでも本番は熱かった。
だが歌詞も冷静に意識できていた。
お客さんがとても盛り上がってくれた。
会場の雰囲気。世間の状況。
自分の曲。ギター。歌。
生のLIVE。
全てが良い状態で合致しプラス方向に真っ直ぐ伸びた。
あの日同じ空間を過ごしたお客さんのことを
愛してやまない気持ちになった。

ワンマンが終わって1週間がすぎた。
ワンマンLIVEの音源をあれから5回聴いている。
聴いて酔いしれているんじゃない。
聴き終わると、また聴いてみたくなる。
聴き終わる。
また聴いてみたくなる。
なんだろうこの感じ。
完成していない感じ。
全くもって完成していない感じ。
だけどそこから見えてくるものがある。
その感じが何回も聴かせやがるのがとても不思議だ。

これからだ。
LIVEはもちろん仕事も生活も。
もううんざり。な事があっても。
自分がどうしたいかだ。

ワンマンLIVEが終わってから初めての雑木林散歩。



出かけたはいいものの



ワンマン前と後では何かが違う。
なんだろうこの感覚。
この感じ。



あんなに毎週
雑木林散歩を楽しんでいたのに。



なんだか面倒くさくなっていた。
でも塩ごまちゃんに会えたからよかった。



散歩の最後に
ワンマンLIVEが無事に終わった事を
仁王像に報告しに行った。



仁王像は
いつも怖い顔で柵の中から睨んできていたけど
今日はなんだか優しく迎えいれてくれている顔に見えた。


明日からまた、挨拶しにこようと思った。


夜はKaoriさんの企画LIVEに出かけた。

今まで「Kaori」と言う名前で活動していたが
今日から「歌織」に名前を変える
自ら定めた襲名式でもある気がした。

過去に別れを告げ
新たに出発する意志が伝わって来る
緊張感のあるLIVEだった。

その緊張感がとってもよかった。
全て受けとめて、まっすぐ立ち
前を見つめ
勇気の光が輝くLIVEだった。

歌織さんとは来月一緒のブッキングLIVEだ。

今から楽しみだよ。



2020年06月20日(土)

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