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渋谷レコファンTHANK YOU


なんか今週から非常に慌ただしく
おまけに非常にやりづらく、、、
やり場のない感情が渦を巻いているのだけれども

渋谷のレコファンが営業開始したため
月曜日
仕事帰り
スキップして行ってきた。

買いたいと思っていたものは置いていなかったが
さすがの商品の充実ぶり
良いもの買えた。

これからの俺の人生
自分だけの秘密の隠れ家があるとすれば
中古CD屋さんになるのではなかろうか。

月曜、火曜、そして今日と
買ったCDを帰ってきてから
ひたすら聴いている。

まずは
なんで今まで聞いてこなかったのだろう
LOU REEDのファースト
最高だよ!
これこそロックだろと思える音がある。



ギターとベースとドラム。
それだけの音。
ギターの音も極めてシンプル。
ではあるが、LOU REEDにしか出せない
最高の音。
極めてシンプルでソリッド。
そして繊細なロックな音。

最高にかっこいい。
セクシー!
イカシテル!
クール!

シンプルな編成がゆえにそれぞれの楽器が
しっかりと役割を果たし、立体的に絡み合っている音を感じ
余計なものをそぎ落としてそぎ落として
シンプルがゆえに生まれるパワー

そんな音楽が俺は好きなんだよ〜

そして

ウィルソン・ピケット
生前最後のアルバム
「it's harder now」



とってもかっこいい熱いアルバム。
そして大きな余裕すら感じる
頼りになる男のFUNKYなアルバム。
歌声が最高。
今、一番好きな歌声だ。
このアルバムすごくいい。
バックの演奏もすごくいい。
最高のミュージシャンを従えて
演奏しているんだろうな。
元気が出て踊れるアルバム。


もういっちょ
ウィルソン・ピケット
「MIDNIGHT MOVER」



ミディアムテンポのイカした
SWEET SOUL MUSIC

なるほど!!
ボビー・ウーマックと絡みの曲
う〜んっ最高っ!

本当は「HEY JUDE」を買いたかったが
置いてなく「MIDNIGHT MOVER」を買ったが
買えてよかった!

タウンズ・ヴァン・ザントのアルバムも幾つかあったが
欲しいのがなく、ほとんどいろんな企画でのベスト盤だったから
買わなかった。

ジェリー・ジェフ・ウォーカーは1枚だけあったが
これもベスト盤だったから買わなかった。

その代わりっちゃなんだか
もともと20代前半の時に買って以来
今でもとっても好きなアルバムだが

リマスター盤が安く売られていたので
買ったところ
やっぱり買ってよかった。

スタートボタンを押して、音が鳴った瞬間
もともと知っていた音とはいえ
全く感じ方の異なる音が放たれ
予想をはるかに超え心が躍る。

ヴァン・モリソン
「MOON DANCE」
大っ好きなアルバムがさらに大好きになった。



もういっちょ
ボブ・ディラン
「Bringing It All Back Home」
あ〜もう最高



チャーミングなボブ・ディラン
ロックンロールを楽しんでるボブ・ディラン
思わず腰をフリフリしたくなる曲の数々

世間はフォークなディランを期待していた時に
ロッケンローなアルバムを叩きつけた非常にかっこいいアルバムである。

和訳の歌詞カード付きのリマスター盤であるのが
なお嬉しい。

最後の曲
「It's All Over Now、Baby Blue」で

行くんだよ いるものを持って
長持ちするものを
とにかくとっておきたいものは
さっと掴んでしまえ
(中略)
すべては終わったのさ ベイビーブルー
(中略)
新しいマッチをすって
新しく始めなさい
すべては終わったのさ ベイビーブルー


と歌うディラン。


そしてここから
さらなる快進撃が始まる(次のアルバムでLIKE A ROLLING STONEが生まれる)
前夜のアルバムだと思うと
この歌詞をシンプルなエイトビートと共にクールに歌うディランに
なおさらしびれてしまうのである。


さてと
とはいえ、欲しいCDが手に入ったわけではない
時間を見つけて御茶ノ水に行こう。

秘密の隠れ家めぐりに行こう。



2020年06月03日(水)

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