< 過去  目次  未来 >
太陽が昇ってる


雨降りの中 出掛けた
カラカラの気分だ

私の虹 思いを馳せる

友達と二人 階段の途中に座り込んで
陽の当たる場所で 未来の事を語り合った

僕の力じゃどうにもならないこの世界に
病みつきさ

ポケットからヘッドフォンを取り出して
耳に当てた
ボリュームを上げた
不思議だよ体じゅう一気に血が流れた

こんなところでへこたれてたまるか!

いってしまったアイツがバカなのか
ここにいる僕がバカなのかわからないけど

新しいブーツを買いに行く明日の僕の姿を
思い浮かべて今日は眠ろう

まだ太陽は昇っていない

眩しい光 消えてくれないか
俺は支度が出来てないんだ 間に合っていないんだ

俺の心模様を両手ですくって顔でも洗おうか

綺麗になってくれればいいな
汚れていくような朝は哀しい

自分の姿が映る水が流れるせせらぎで
夜風を浴びたら
もう気付いただろ
朽ち果てた心は思い込みさ

透明なものに憧れても消えたいとは思わない
透明なものに憧れても確かなものを感じたい
形のない表現者 僕の空で歌ってよ

どこにも行かないで 淋しくなるから
いつまでもいつまでもそばにいてよ

世界中にはあまり知られていないけど
凄いことやり遂げた日

本当は抱き合いあたかったけど
これからだし 出来なかった

心の奥底に宝物がある
そこはいつも太陽が昇ってる



2020年04月06日(月)

 < 過去  目次  未来 >


MAIL