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ブラックリスト


伊兼源太郎 著
「ブラックリスト」

何が正義で何が悪か
黒幕は誰だ、いったい誰が操っているのか
人はいったい何を考えているのか
その顔は仮面なのか、その言葉は何のか
言葉と顔

_______<以下本文抜粋>_______________

考え方Aが違っても考え方Bだけしかないわけじゃやない
アルファベットはまだまだ沢山あるし
アルファベットの選択が尽きても数字の選択肢が残っている
いわば論理、理屈、解釈の仕方なんて数限りなくある

______________________________

信用できるやつは誰だ

今はきっちりと自分の役割を果たそう






「密告はうたう」の続編

読み終わった。
また次の展開がありそうだ。期待して待っていよう。

ただ
「密告はうたう」も面白かったが
どんな話だったか覚えていない。。

この作者は話が明確ではない分、溶け込みすぎて消えてしまうような
感覚に近いかもしれない。

ただ思い出せないのがモヤモヤする。

今回の「ブラックリスト」もそうだったが

この作者の場合
いちいち考えないで
いちいち前のページに戻って整理とかしないで
進んでいったほうがい。
あまり考えず進んでいったほうがいい。
いずれどこかでいきなりつながる。

事件の謎というより
人の心の闇とか罠とか解決しない場所につながっていく。

そこが面白い。


2020年02月09日(日)

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