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交感神経と副交感神経の関係


いっこうに腰の調子が良くならず
医者を変えてみた。

施術師が違うとこうも違うのか。
そもそも、マッサージではなく、施術なんだと。
先生は言う。
医師の技術=施術。

マサージは一切せず、指圧もせず、体のバランスを見ながら
筋肉の緊張をほぐしていくやり方をとる。
魔法の手を持っているんじゃないかと思える
先生の治療を受けてきた。

今の筋肉の状態は、骨で言えば骨折している状態のようなもの。
骨折している骨によけい症状がひどくなるような押し方はしないのと同じ。
炎症を起こしている筋肉に指圧するのはやってはいけない。
優しく撫でてあげるぐらいがちょうどいい。という。

大事なのは、体のバランスを整え
正しい姿勢に戻し
血液の循環を良くし
交感神経(=緊張)と副交感神経(=リラックス)のバランスを
正常に戻す事が大切なんだと。
俺の体を優しく触りながら、説明してくれた先生。

体を色々触られて、今の体の歪みの状態を見てもらった。
かなり筋肉に負担のかかっている状態らしく
現状で一番、筋肉に負担のかからない立ち方をレクチャーしてもらった。
その格好は、ホモサピエンスのような姿勢だった。
信じ難かったが、俺にとっては確かにその姿勢をしている時が
現時点では一番痛みがない立ち方だった。

俺は交感神経が出過ぎていて副交感神経がほとんで出ていない状態が何年も続き
今に至っているらしい。
そして体の歪んでいる状態で、このホモサピエンスのような立ち方が
副交感神経が出る状態になるらしく、意識的にその格好をすると俺の場合良いらしい。
(人によって体の歪みが異なるため、現時点での負担のかからない立ちかたは人それぞれとのこと)

また、体を色々触られているとき
「田村さん、左足捻挫したことあるでしょう」と言ってこられて
「あります!触っただけでよくわかりますね!」と言って驚いたが
今思うと、生きてりゃ左足なんてのは一度や二度
誰でも捻挫したことあるんじゃない?
ひょっとして誰にでもそう言って、信じ込ませているんじゃないか?

と思ったりもしたが
「今日の施術で交感神経と副交感神経のバランスを整えることをしたので
 体がそのバランスに慣れていない間、めまいするときがあるかもしれないけど
 よくなってっく過程だから。」と最後に言われ
「施術と言っても、ほとんど何もしていないというか、体を触っていただけじゃん」と
思ったが

さっきから、確かにやけにめまいがしている。

しばらくこの先生に体のバランスを見てもらおうと思っている。

ということは
次の施術の時まで
副交感神経を意識的に出すように
なるべくホモサピエンスのような格好で過ごさねばならないことになるが。。。


2019年12月26日(木)

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