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目を背けさえしなければ


朝起きてから収穫無しに1日が終わる事なんてザラだ
新曲が出来ない限り実り無し
そう、だから殆どの日が実り無しとなるわけだ

休みの日はほとんど
音楽を聴いている。
ペンをとってページに走り書きをしたり、DVDで映画をみたり
酒を飲んでいる。

こんな1日を過ごしている時に何か新曲が出来るんじゃないか
パッとひらめきが起きるんじゃないか
その時にすぐギターを持って曲が描けるように
いつでもすぐに取りかかれるように部屋から出ずに
結果、何にもしてない。
外に出かけたらすぐにギター弾けない、
部屋の中で、何も持たず、体を自由にし
すぐに取りかかれる体制万全でいられるように
結果、何もしていない。

そんな言い訳のような休日だ。
ずっと待っている。ずっと待っていた。

何も変わらずやってきた。同じようなことを言ってきた。
同じようにやってきた。結局何も変わっていない。
むしろ悪い方へ悪い方へ行っているようだ。

目を背けていたものが、いよいよ背けられなくなってきている。
明るさ、元気も薄れてきて
たいして面白くもなく
いい加減で、軽くて、時間に追われ。

こんな俺を認めて
高校生の時のように
毎日毎日曲を作ればいいんだ
勉強なんかそっちのけでやっていたように
学校での勉強なんてあれは勉強でもなんでもなかった

今は仕事をそっちのけでやるわけにはいかない
仕事をしているからだ
働いているからだ
働いているからこそもっともっと創れるんだ
目を背けさえしなければ。



2019年03月24日(日)

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