普段、あたり一面の雪景色を見ない自分は外の空気の冷たさを感じないでいる。雪が降り止んだ。雲の切れ間から晴れ間がのぞいた。車でもっとどこか遠くに行こうと思った。だけどまたいつ、大雪になるかわからなかった。義父の待つ家に帰ることにした。