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親族の方々と過ごした2日間
暖かな優しい時間が流れていた。
親父が喜んでいるのがわかった。
出棺の前
親父に代わって皆さんにお礼の挨拶をさせて
いただいた。
お忙しところ親父の為にお集まりいただき
心より感謝の気持ちを伝えたかった。

昨日、親父が骨になった。
だけど、それは見た目の形だけのこと。

親父がいなければ俺はこの世にいなかった。
その親父がこの世からいなくなった。
そしたら不思議だ。
なんか俺のすぐ近くに来ているような気がする。

心の中にしっかりしまっておかないといけない。
しっかりしまっておかないと
いつでも目についてしまう。
目についてしまうと今はダメだ。
動けなくなる。

泣いてばかりいてもはじまらない。
全く変な癖がついてしまった。
急に涙が出てくる。

さぁ起きよう。
親父だって必ず着替えていた。
いつまでも寝巻きのままではいなかった。
必ず着替えてた。
さぁ起きなきゃ。

俺の家族との生活が、また始まる。


2018年12月04日(火)

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