長男の友達が通っている某中学高校の学園祭に行った。長男は友達と会えて、俺と別れた。グランドでは何回か甲子園にも出たことある高校との練習試合が行われていた。高校球児の声。ボールがミットに入る音。ボールがバットに当たる音。俺は吸い寄せられるようにグランドに向かった。そこにはまっすぐにホームまで伸びている白いラインがあった。何か青春時代にまっすぐ向かえるような不思議な線がそこにあった。