退屈な部屋のドアを蹴って外に出た。外はとても冷たい風が吹いていたんだがトボトボ歩くうちにだんだんすがすがしい気分になってきた。子供の頃のそれとは比べものにならないが大人としてはなかなかちょっとこれは清々しい。俺は歩きながら自然と笑顔がほころんできた。冷たい空気の中を一人笑顔で歩いてた。