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夢を見たのさ


帰り道の途中
入ったことのないBARの扉を開けたら
カウンターに座っていた4人くらいの人たちが
大歓迎してくれて、オレを優しく迎え入れてくれた

拍手しながら
「いらっしゃい、いらっしゃい」と
みんな笑顔で、みんな初対面なのに
みんなはオレのことを知ってるようだった

照れくさかったけど、居心地が良すぎることがすぐわかり
嬉しかった

カウンターの椅子に座ってマスターに
「詳しく何にも知らないのですがシングルモルトのウイスキーでクッとくるやつください」
と言ったらマスターが
「クッとくるやつね」と満面の笑みでウイスキーを入れてくれた

そんな夢を見たのさ
閉ざした心
ふさぎこんだ日々に


2017年10月02日(月)

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