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一番搾りオッチャン


京王線は某駅の事務所に朝から直行で仕事に行く時
オレは必ず、毎回、いつも同じアパートの前にある
同じ自動販売機で缶コーヒーのBLACKを買う。

暑くなった夏のとある日
そのアパートの管理人らしきオッチャンが
オレが缶コーヒーを買っていた時
後ろからいきなり
「一番搾りは無いよ〜」って言ってきた。

そしてオレが「マジっすかァ〜!」と言ったのが
オッチャンとの出会いの始まりだった。

その後も
結構頻繁に朝、オッチャンに会うのだが
その度にオレも缶コーヒー買いながら、言われる前に
「早く一番搾り入れてくださいよ〜」とか言ったり
ある日は先に
「売り切れたよ〜」とか言われながら「マジっすか〜」とか
いいながら、自然とそれがオッチャンとの夏の朝の挨拶になっている。

そんなこんなの中
今日は、昼から京王線は某駅の事務所に行った。
そしたら
オッチャンがちょうど、自分のアパートの草木に
ホースのシャワーで水をやっていた。

あっオッチャンだ!って思って
「おつかれさまで〜す!」と声をかけたら
ホースのシャワーから出てくる水を見ながら

「一番搾りじゃないんだよ〜」と悲しそうに笑ってた。
どんだけオッチャン「一番搾り」が好きなんだよ!。

「今度、オッチャンに一番搾り1ダース買ってやろう!」と
思った日だった。

夜、家に帰ってから
子供達と映画「キャプテン・アメリカ〜ザ・ファースト・アベンジャー」
を観た。
痛快で、かっこ良くて、楽しかった。子供達もメッチャ楽しんでた。

映画自体は日本語吹き替え版で観れたから良かったが
映画が終わった後
子供達が「特典映像も観たい」と言いだし、よし観ようぜ!と
観だしたのは良いものの、その特典映像は字幕しか無く
案の定
観ている間の30分間、ずっと字幕を読まされているオレがいた。

散々オレに字幕を読ませやがった子供達は今はもう寝てる。

やっと自分の時間がきた。気がつけば
冷蔵庫の「澄みきりが」無くなっちまった。

これから、ファミマに買いに行こう。

明日、また「一番搾りオッチャン」に会いて〜な〜。













2014年08月06日(水)

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