< 過去  目次  未来 >
NO TITLE


まさに、秋になったことを思わせる日がおとづれた。

春のように『やってきましたよ〜。』でもなく、
夏のように『どうだこの野郎〜!!』でもなく
冬のように『しばらくの間辛抱しててね。』でもない、
『太陽さん良く頑張ったね!さ〜そろそろバトンタッチしようか。』
と言っているかのように、ゆっくりと包み込むように
空を秋色に染めていく時に吹くこの風は、いったい何なんだう。

悲しくもないのに、むなしくもないのに、むしろ嬉しいのに、
涙が出そうになるのはいったいなんなんだろう。
そんな感情が、音になりメロディーを生み出し、
言葉を導いてくれると良いのだが......。

声にならない感情が唄になりステージになり、溶けていく。
そんな感覚をほ〜んの少しでも感じてしまったら、
普段の生活があまりにも
夢の中の出来事のようなきがして、

普通は夢だと思われてる世界が現実のようなきがしてしまう。
そしてドアをノック。今日もとりとめもなく、終わろうとしてる。

明日は明日の風が吹く。


2002年09月18日(水)

 < 過去  目次  未来 >


MAIL