+++ あの時、今、そしてこれからのアタシ +++2002年12月02日(月)
自分の持っている資格を確認する為に、専門学校在籍中に書いた履歴書を探した。 就職当時は、この職場にここまで長く在籍するつもりが無かったので、 次にまた使うこともあるだろうと見本に取っておいたのだった。 今までとても居心地よく過ごしてきたお陰で、改めて見返す事も無く、 何となく捨てられない物入れ の中に今日まで仕舞いっぱなしにしてあったのだ。
先ほど、ごそごそと掘り出してきた。 内容はどうって事の無い経歴の羅列でしかないのだが、そこに記している自分の筆跡に失笑してしまった。 肩肘張って、一生懸命達筆っぽく書いてある。 少しでも好印象を与えようと頑張る当時の自分が、何とも言えず可愛らしかった。
まだ21歳だった。父も、母も現役で働いていた。 若かったなぁ。 今は皆それぞれに、すっかり歳を取ったなぁ。 などとしみじみ見入ってしまった。
今、偉そうな事を言って後輩を指導しているつもりになっている自分。 いっぱしの社会人のつもりで話す自分。 そんな自分が急にくすぐったくなった。
きっとあと3年位して今の自分を思い出した時、 今日と同じように甘ちゃんの自分を恥ずかしく思うのだろう。 それでも今のひと時ひと時を一生懸命に生きていれば、 恥ずかしい中にも、多少の誇らしさを持って振り返ることが出来る筈だ。 うん、頑張ってたよねあの時も。って・・・
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