千里の道もsunflower


+++ 田舎のしあわせ +++

2002年11月05日(火)

小学生の頃、団地に憧れた事があった。
誰が書いたものか、どんな内容の物だったかは忘れてしまったのだが、

雨の日に団地の窓から外を見ると、色とりどりの傘がまるでお花畑のようだった。
次の日、雨が上がって晴れた空の中、団地を見上げると、
そこには干してある傘がまたお花畑のように見えた。

といった一節を、絵本かなにかで読んだからだ。
我が町には空色に塗られた団地があって、その傍を通るたびにこの一節を思い出し、
あぁ、ここに住んでみたいなぁ
などと思ったものである。

昨今は、建物の外観を損ねるとか言う理由から、
洗濯物やお布団を干せないマンションがほとんどらしい。
お日様の光を受けられない洗濯物や、お布団なんて味気ないのに・・・
排気ガスが充満する屋外に干すよりはマシなのかもしれないけれど。

いずれにしろ、のんびりゆったりとしたこの田舎町に住む幸せを、
空色の団地を見上げながらかみしめている昼下がりでありました。





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