+++ 迷子 +++2002年10月21日(月)
昨日はテストを受けてきました。 結果は惨敗。 でも、仕方ないのです。自分が悪いのですから・・・ 来春はもっときちんとお勉強をして、やれるだけのことをやった上で受験をしようと思いました。
さて半年前、このテストに合格する(正確には合格して就職を有利にする)事を目標に スクールに通いはじめたのですが、目標を達成することなく終ってしまいました。 さて、ここに来て次に何をすれば良いのか分からなくなってしまいました。 少々戸惑いに似た感情でしょうか。
何をしたいのか。 どこに行きたいのか。
こんな感じになったのは2度目です。 はじめは8年ほど前。短大卒業を控えた丁度今ごろでした。
体の不自由な祖母と晩年痴呆症状が出てきた祖父と同居していたアタシは、 幼い頃から漠然と福祉の分野で仕事をする事を考えていました。 その後通った地元の中学校が、近隣地区にある養護学校との交流に力を入れていたので、 漠然としていたその思いは、はっきりと形になってきたのでした。 しかしいざ福祉系の短大に合格してみると、アタシは挫折してしまったのでした。 生まれてはじめての挫折でした。
学校では施設へお邪魔して、実習をさせていただく事が必修でした。 1年生の時の実習は、比較的若年層の施設での実習でした。 2年生では、成人施設での実習でした。 2度の実習を通して分かった事。 コミュニケーション能力の欠如。それから、世間知らずすぎる自分。
幼い頃に考えていた仕事は、誰かのお世話をする事。 でも、現実はそうではありません。 お世話をするだけではいけないのです。 利用者が望む事をハイハイと聞いているだけではいけないのです。 対等な人間同士で無ければいけないのです。 上手く言葉に出来ません。 ただ、アタシはこの仕事をやっていくことは出来ないとだけははっきりと分かりました。
幼い頃からそれだけしか考えていませんでしたから、 今更何をして良いのか分かりませんでした。
それから、何となく流されて今の職場にお世話になりました。 いい加減な気持ちではじめた仕事でしたが、 職員の皆さん、患者の皆さんの御陰で今までやってくることが出来ました。 その職場を離れる決心をし、パソコンの勉強を始めたのですが、 又アタシは挫折をしてしまいました。
何をしたいのか。 どこに行きたいのか。 迷子になっています。
暗い文章になってしまいましたが、まだまだ元気はあり余っています(笑)
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