裏くずきり
もくじぃ|過去|未来
なんだか急に怖くなった
秋風のせい
感傷的になってしまう
誰かと何か 互いに熱心に 最後 納得いくまで
話したい
ような
そうしなければ
恐ろしいような
気持ちになった
でも
そんなとき
決まって 一人で考えるはめになる
背筋がゾワとなって あわてて周りを見渡すたびに
よけいに 個であることの冷ややかさを感じる
私は 何の神を信じるでもないけれど
もしそういうものがあるとしたら
何かの思惑で この世が動いているのだとしたら
この冷たさと なんとかして立ち向かえと
そういうこと なんでしょう
心がごわごわしても
まだ
いけるだろうと
そういうこと なんでしょう
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