ほり日和  
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2006年02月16日(木) 足りないモノ

今の自分にとって一番足りないモノって何だろう?

多分、いろいろ足りてないしあったとしても不十分

よく「器用貧乏」って言葉を聞く

特段「器用な自分」だとは思わないけれど

僕は子供の頃から割かし何でもできる子だった

だけど人に自慢できるほどできるわけではない

こういう区分けは好きじゃないけど

例えて言うなら、「普通の子よりちょっとできる子」

「中の上」

という子供だった

それがたいした努力もしないでそのまま大人になってしまった

だから困ったことに僕が今手に持っている形の無いモノは

逆に「たいした成長」もしてないので普通以下になってしまった

気づいた時はもう大人だった…

何かで一番になることは嬉しい

でも何かで一番になるためにはそれまで一番だった奴より努力して

一番を勝ち取らなければならない

僕はそこまで競争精神のある子供じゃなかった

「そこそこにできてしまう」ことに満足していた

足の速さも、

勉強ができることも、

スポーツが得意なことも、

よく履歴書に「得意なスポーツ」を書く欄(最近あまり見ないけど)が

あるけど僕はよくこう書いてた

「テニスと卓球以外の球技」

サッカーも好きだしバスケも野球も大好きだ

そしてそこそこできる

テニスと卓球だけはからっきし駄目なのでこう書く

だけどどのスポーツも国立を目指すとか甲子園を目標にするとか

そういった確かな指標を持って努力できる人間ではなかった

「楽しければそれでいい」

その程度だった

で、この考え方はどのジャンルでもそうだった

そして出来上がったのが28歳の今の自分だ

こうして構築されてきた中で同じように「努力する」ということも

幼き頃の自分のままのモチベーションで成長してきてしまったのかと

最近思ってしまう

僕には声を大きくして「これだけは他人に絶対負けない」と

自信を持っていえる事がないことに気づいた

足りないものはたくさんある

でも僕は誰にも負けないと言えるものを今もまだ探しつづけてる


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