♪ ワーカー日記 ♪

2012年07月23日(月) 職員旅行 (ずしずし)

さて、12年ごしの「筏下り」
実現できたのかどうか。

今回の職員旅行は、職員の人数が増えたので車2台に分乗しました。
運転は、いつもの(笑)Nさんと私で、
合流地点の岸和田SAには、どちらの車も予定より早く到着。
でも、2台の到着の差は10分弱で、快調な滑り出し。
まずはミックスジュースソフトクリームを食べて、改めて全員そろって出発!

当初は白浜に向かう予定でしたが、
「しらすを食べに行こう!」と湯浅へ変更。
湯浅はお醤油でも有名なところで、
しらす丼の後は、醤油蔵の見学や町並みを散策。
地元の人たちが開いている無料休憩所でお茶をもらったり、手作り梅味噌を味見をしたり。
まったりと過ごしそうになったところを、
「こんなにのんびりしてたら、今日中に着かへんで」というNさんのかけ声に一同動き出します。

次に向かったのは、「若者に一番人気のスポットやで」とお勧めされて白崎海岸。
Nさん運転の車についていき、白い大きな岩が見えてきて
「この辺りが白崎海岸かな〜」と話していると
前を行く車から「車は停めずに、見てUターンします」と連絡が入りました。
そうかそうか、旅館に着くのが遅くなったらあかんもんね、と
思ってついていくと、あれあれ??
Uターンどころか、駐車場へ入っていきます。
やっぱり停まるんやんと思いつつ、白崎海岸を散策。
上からでも底まで透けて見える海は、とてもキレイでした。

ようやく、旅館に向かって走り出し、
街中からどんどんと山の中へ入っていきます。
旅館には、予定通りに到着できそうですが、次第に雲行きが怪しくなってきます。
ポツポツと雨が降り出し、
「河原の露天風呂、できるかな〜」と心配するうちに本格的な降り方に。
「明日の筏も大丈夫かな??」。

旅館に到着すると、少し小降りになっていたので
旅館でスコップやビーチサンダルなどを借りて、すぐに河原へ。
旅館の方からは「お客さんたち、チャレンジャーですね」と言われましたが、
せっかくここまで来たのですから、簡単にはあきらめられません。
「どうせ、濡れるのは一緒やん」。
場所によって温度が違って
「ここ、熱いよ」「私、このくらいの温度がいいわ」など、
自分のお気に入りスポットを見つけて楽しんでいました。
わさわさ、がみがみ、まじまじにとっては
12年ごしの楽しみを1つ実現しました。

あとは、筏。
夜から再び降り出した雨が止んでくれるかどうか。
何度も天気予報を確認して、
「中止の連絡はないし、何とか、大丈夫じゃない?」と
無事にできることを願いながら床につきました。

2日目、いよいよ筏下りに向かいます。
曇り空ではありましたが、雨が降る様子はなく、大丈夫そうです。
予定していた時間よりも少し早い出発になり、皆の気持ちがはやっているのが分かります。
もちろん現地への到着も早くなり、お土産物屋の下見をしたり、
筏下りについての資料を見たり、記念スタンプを押したりしていました。
筏下りの乗り場までは、専用バスで移動。

「いよいよ、筏に乗るのね」とテンションが上がっていきます。
丸太を組んだ板(?)を7床連ねた筏に20人ほど乗りました。
ライフジャケットを着て、手すりを握りしめて、出発です!
最初の急流のところは、写真スポットになっていて、
乗る前から「カメラ目線やで!」と気合いが入っていました。
できあがった写真を見ると、見事なカメラ目線で、
さらに楽しげに手を挙げて後ろの人の顔を隠してしまい、
「はしゃぎすぎやん」というような写真もありました。
12年待っていた思いが溢れていました。
急流では腰あたりまで水をかぶり、落差やスピードを楽しみ、
穏やかな流れのところは座ってゆっくりと景色を堪能。
澄んだ川の水や山の深い緑の木々に癒された1時間あまりの川の旅、
12年ごしの楽しみを実現することができたのでした。

筏を下りると再びバスで最初の場所まで運んでもらい、
温泉と昼食。そしてお土産物の買い物。

協会はいつも「行き当たりばっ旅」ですが、
あまりに順調な行程で、「どこかに何かオチがあるんちゃう?」と
慎重に帰路につきました。
道の駅で、帰る方向に分かれて車に乗って解散。
私たちはもう1台を見送りました。

で、私たちも帰りましょう
とはせず、ここで最後に番茶味ソフトクリームを食べて締めました。


道中や筏下りをした川には
昨年の台風の被害の跡もたくさんありました。
いろんな意味で「自然の大きさ」を感じた旅でした。

リフレッシュされて、今日からまた頑張ります!


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