| 2011年06月22日(水) |
じゃんけん (まじまじ) |
14試合で勝ち6回、8回と、いよいよ負け越し、甚だしい。 残る6回、どうなるでしょうか。
事務所の中では、「これ、おもしろかったよ」という本が、 時々他の職員からまわってきます。 先日、『大阪人の胸のうち』益田ミリ著(光文社)を、がみがみから借りました。 近頃はこういう気楽に読めるものしか、読めなくなっています。 難しめの本を電車の中で読んでいると、すぐに眠気に負けてしまうのです。
大阪出身の著者が、大阪の細かなネタをとりあげているのですが その中に、「いんじゃん」というのがあります。 大阪では「じゃんけん」を「いんじゃん」というそうで 「いんじゃん、ほいっ」というバージョンと、メロディをつけて 「いーん、じゃーん、でっ、ほーい(「ほ」は大きく言います)」があります。 「いーん♪」のほうには、ご丁寧に「ソーファ、レーファ、ソ、シ♭ーソ」と音程も 書かれています。 「さいしょはグー」で始まる時には「いんじゃん、ほいっ」と続けます。 「じゃんけん」という人もあれば、「じゃいけん」という人もあるとか。
奈良県出身の私は、「いんじゃん」とは言わず、あくまで「じゃんけん」です。 事務所の中では、「さいしょはグー、じゃんけん、ほいっ」と言ってます。 いずれにしろ、なんとか、これに勝つ方法はないかと、思っています・・・。
この本の中で、「オトンのセリフ」というところがあります。 「ちゃっちゃとせんかい」 「なに、ちんたらしとんねん」 「ええから早よせえ」 いらち(せっかち)なお父さんの言葉です。
これを標準語に訳すと、 「さっさとしろ」 「のろのろするな」 「なんでもいいから早く」となります。
方言っておもしろいですね〜。
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