| 2011年06月13日(月) |
養親講座開催中です (ぺたぺた) |
今日は、残念ながら負けました・・・。 今月、初投稿です。今月はあと何回書くのだろう・・・。
今月は養親講座を開催しています。 先週の土曜日は、養親さんの体験談と、養子法の説明の会でした。
今回、体験談を話してくれたのは、3歳のYちゃんを1年半前に迎えられた養母さん。 (残念ながら、養父さんは仕事で来られませんでした。) 体験談の時には、子どもも一緒に連れてきてもらうことが多く、 養親さんが話をしている間は、職員が子どもの遊び相手をしています。 今回は、私がYちゃんのお相手でした。
私が話しかけても、養母さんと一緒の時は、Yちゃんは恥ずかしそうにしていましたが、 養母さんが「お勉強してくるね」と事務所から出て行ってしまうと、 そこからは照れてたことが嘘のように一緒に遊んでくれました。
協会の事務所には、普段JBクラブ等で使っている玩具がたくさん置いているので、 子どもにとっては「あれがいい!」「これがいい!」と色々と遊びたくなるようです。 Yちゃんは春まで定期的にJBクラブに遊びにきてくれていて、 JBクラブの時には他のお友達に気を遣って遊べなかった、 「ぽぽちゃんのおうち」を使いたいと言ったので、 養親さんと離れる不安もあるだろうし、Yちゃんの希望をできるだけ叶えなくっちゃと、 せっせと準備したものの、実際にはそれほど魅力がなかったようで、 ほとんど見向きもせず、1回おうちに入っただけ・・・ なんてこともありましたが、それもまたおもしろいものです。 その合間に、幼稚園のこととか、家族のこととかを訊ねると、 Yちゃんもきちんと応えてくれるので、私の方が楽しく過ごさせてもらったぐらいです。
養親講座の体験談の終わりに、子どもを会場まで連れて行き(可能であれば)、 実際の親子のふれあいの場面も参加者に少しは見てもらっています。 体験談の中で、どんなに大変な試し行動をしても、 実際の親子のふれあいを見ると、「いつか自分たちもこんな風になれる」と 勇気づけられるのではないかと思います。
2時間弱お父さん、お母さんから離れて過ごしていた子どもにとっては、 パーッとお父さん、お母さんに駆け寄っていきたいところだと思いますが、 部屋の一番前で話をしている養父母さんを見て、驚き、固まってしまったり、 たくさんの参加者の視線を一斉に浴びて大泣きしてしまった子も以前いました。 今回の、Yちゃんはというと、照れながらも、養母さんに駆け寄り、 抱っこしてもらっていました。 いつも家族の前では歌や踊りを披露していても、 さすがに今回は恥ずかしくて、マイクを向けても一言も発しませんでしたが、 「あとで、ママ先生やったねぇ」とその場の雰囲気をしっかりと感じていたことは分かりました。
Yちゃん親子の姿を見て、「自分たちもいつかこんな風に」と、 子どもとの出会いを考えていかれるご夫婦が、 この養親講座でも多くいればいいなぁと思います。
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