| 2010年07月08日(木) |
「母になる」ということ (ぺたぺた) |
先日、ある里母さんと電話をしていた時のこと。
そこの家庭で暮らすもうすぐ5歳になるAちゃんは、 引き取られて半年経った先月から幼稚園に行き始めました。
色々と心配していたのですが、Aちゃんは毎日喜んで 幼稚園に行っているそうで、里母さんもホッとしたそうです。
半年間、ずっとAちゃんと一緒だった里母さんは、 Aちゃんが幼稚園に行っている間だけ、 束の間の自分だけの時間が持てるようになりました。 里母さんにとっても、Aちゃんと少し離れられ、休憩もできるので、 気持ちにゆとりも生まれてきたと言っておられました。 「でも、不思議なもので、一人で過ごしていても、 やっぱり考えているのはAのことなんですよね〜」とも。 他の里母さんも、里父さんに子どもを任せて出かけても、 やっぱり子どものことが気になるというような、 Aちゃんの里母さんと同じようなことを言われていたことがありました。
私も、以前、母と一緒に親戚宅に行った時に、 母と親戚がひたすら子どもの話ばかりして、 「久しぶりに会ったんだから別の話はないのか」と思ったことがあります。
でも、自分のことはさておき、子どものことが気になるとか、 片時も子どものことが頭を離れないとかが、 「母になる」ってことなのかもしれません。 Aちゃんの里母さんとの電話で、このことに気づき、 ハッとさせられました。
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