| 2010年05月31日(月) |
総会を開催しました (ぴろぴろ) |
先日、総会を開催しました。 総会は、神戸と大阪の交互開催で、今年の会場は神戸。 前半は協会の事業報告&事業計画について、 後半は児童文学評論家の清水眞砂子に記念講演をしていただきました。 (『ゲド戦記』を翻訳された方としても有名です。)
講演の中で「毎日帰りたくなるような家庭をつくるのは至難の業。 でも、週に30分、月に1日でも『この親の子でよかった』と 思えるような瞬間があれば、子どもはそれを支えにできる。」 という言葉が印象的でした。
日々の生活の中では、上り坂の日も下り坂の日もあります。 「常にいい親であろう」と肩に力を入れすぎると、親の方もしんどくなってしまいます。 まずは寝る前の10分でも「自分は愛されている・必要とされている」という実感を持てれば、子どもたちはそれを支えにして育っていけるということなのかな、と思いました。
また講演では、児童文学で描かれる家族や子どもの姿についても触れられていて、 自分の知らなかった作品がたくさん紹介され、興味深かったです。
明日から6月。梅雨の季節を読書して過ごすのもいいですね。 まずは話題の「ゲド戦記」に挑戦してみたいなぁと思いつつ、 全6巻と聞いて少し及び腰になっています(笑)。
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