| 2005年11月27日(日) |
新しい関係 (まじまじ) |
何を書こうか考えているうちに、週末まで持ち越してしまいました。 遅くなってすみません〜。
普段接する「愛の手」の養子対象の子どもたちは 出産後、すぐから乳児院に入っていることが多く、 家庭を全く知らない子ども達です。 出産前のおなかの中で付き合ってきたお母さんから、 いきなり離されることは、大変痛手なことだろうと思います。 親のことを全く知らない、というのも子どもにとっては残念なことであるはずです。
一方で、親の記憶が非常にしっかりとある場合もあります。 先日、施設に会いにいった子どもは、週末里親対象の子どもで、 小学生で施設入所するまでに、家庭で過ごしていた期間があります。 親との生活は、経済的に大変厳しく、また親からの愛情という面でも 非常に厳しい状況であったようです。 そのため、今時珍しく、お小遣いもとても大事に使います。 新しい人間関係にとても気を遣い、同年代の子どもとの関係に気をもんだり することも多いようです。 親元に戻れる可能性はかなり低く、その子どももそれを納得しつつも それでも時々電話をかけたくなったり、家族の話をしているようです。 家庭の記憶があり、家族への思いをもっている子どもに、週末里親をつける場合、 それで元の家族との関係が壊れるわけではないという十分な説明が必要です。 「週末里親」という立場を説明するのにも難しさがあります。 先生と話し合った後、私も少々緊張気味にその子に会いました。 週末里親さんとの関わりを拒否するかもしれないと思いました。
しかし、その子どもなりに、週末里親への期待をふくらませているようで 「いつ会える?」と聞いていました。「最初から泊まれるよ」と強気な発言も。
今回、親とも施設の先生とも違う大人との付き合いが始まります。 週末里親さんとの新しい人間関係につまづくこともあるかもしれませんが、 少しずつ関係を築いていってほしいなあと思いました。
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