| 2003年06月21日(土) |
2次会にて (まじまじ) |
ジューンブライドというのにあやかってなのかどうか、先日 友人が結婚式をあげた。結婚式と披露宴は親族のみ、ということで 友人一同は後日2次会で祝福した。 プロレス好きの彼のために、入場はアントニオ猪木がリングにあがる 時の曲で、彼が猪木のポーズをとる横で、彼女だけが灯をもって キャンドルサービスを行っていた。部活の同級生どうしのカップルで 部活内の人間しか来ていないので、盛り上げるほうもまとまっており、 なかなか笑いあり、涙ありの仕上がりで、とてもいい会になった。
久しぶりに会う面々と話していると、そういう場のせいか、結婚や (離婚の話題もあったが・・)子どもの話になっていた。 結婚しているのも大勢いるし、そうでないのもいずれいい人がいたら、 という感じで、結婚には前向きなようである。中には、「全く その気なし」というのがいてもいいと思うのだが、それよりは 「同回生の半分が結婚したで〜」と、数を数えて焦っているのがいた。 子どものことにしても、さほどに焦っているわけではないが、 「いずれはほしい」というのが圧倒的多数で、みな似通っている。
これはまったく職業病なのだと思うが、まず「こどもはそう簡単に できるとは限らない」という頭があり、「こどもはまだ?」とか 「いずれはほしい」とか簡単に口にできなくなってしまっている。 女性のほうは多少の知識もあり、そんなことは聞くものではない、と 思っているのが多いようであったが、男性陣にいたっては不妊の ことを全く聞いたことがないのか、と思わせるほど、ごくごく 構えなく、尋ねているようにみえた。 年配の人達だけが、「一日も早い二世の誕生を」といい、そういう 質問をするもの、と思っていたが、どうやらそうではないらしい。 20代でも言う時は言う。
「結婚」も「こども」も尋ねてほしくない人にとっては、嫌な ものであるということを、何の迷いもなく尋ねる人に、どう 伝えたら伝わるのだろうか・・と思わず考えてしまった。
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