| 2002年11月08日(金) |
運動会・新競技 (がみがみ) |
おやこDEうんどう会のプログラム。 かけっこや玉入れ、幼児さん向けの「走れ!風車」などなど 不動の競技もいくつかあるのだが、マンネリ化しないように・・・と 毎年、職員みんなで頭をひねって、考え出している。 今年の新競技の中から、いくつか紹介してみよう。
《めくってワイワイ》 これは、養親のKさんオススメの競技。Kさんちの子どもさんの通う保育所の 運動会で、なかなか盛り上がったとのこと。 赤・白に表裏を塗りわけて、丸くかたどったダンボール紙を はじめは50枚、50枚に分けて、グラウンド上に並べておく。 よ〜いドン!で、自分のチームの色にひたすらひっくりかえしていくのである。 赤に返したものが、相手チームにひっくり返されてしまったら、 めげずに再度、赤に変える・・・というように。 で、「終了♪」の笛が鳴った時に、自分のチーム色が何枚残ってるかで勝負。 中腰になって、ひたすらボール紙をひっくり返しつつ、移動・・・ というのは、思いのほか、しんどいものである。 Kさん曰く、「制限時間は、立ちくらみのしない程度に・・・」ってことだった。 職員で、事務所前の廊下にカードを広げて、トライしてみたのだが、 ほんの15秒ほどで立ちくらむ始末・・(^-^;;) 本番も3〜40秒ほどで、大人はみんな「ゼ〜ハ〜」という状態だったのだが、 なかなか楽しそうで、大いに盛り上がっていた。 この赤白カード、Kさんが保育所からもらって来てくださった。 しかも、保育所では黄・白カードだったのを、100枚分、赤に塗り替えて・・。 感謝、感謝・・・である。
《おやこクッキング》 協会の運動会は、就学前の幼児さんがワンサカいる。 というわけで、親子で何かできないかな〜・・・と、 今年はじめて、「競技」ではなく「遊戯?」をとりいれてみた。 「おいもの天ぷら」という歌にあわせて、 ダンボールのマットに寝転がった子どもを「おいも」に見たて、 「さ〜、おいもを洗いましょう♪い〜ち、に〜、さ〜ん・・♪」という 歌にあわせて、子どもの体をゴシゴシとこする。 「おいもを切りま〜す」「粉をつけま〜す」「粉を払い落としま〜す」と続き、 そのつど、子どもをはたいたり、ゆすったり。 最後は「おいもをあげましょ〜」というので、コチョコチョコチョコチョ・・と くすぐりまくると、子どもは大喜び!! ・・という筋書きだった。 筋書きどおりに盛り上がる親子ペアもいたのだけれど、 ダンボールに寝っ転がるのはイヤ〜!・・って子どもや、 「え?切る?」「え?粉つける?」と、動きに戸惑う大人も・・。 初めての試み、はたして成功だったのか失敗だったのか イマイチ分からなかったのだけれど、どうだったのかしら(^-^;;)
《はじめてのおつかい》 これは3才以上の幼児の親子ペアの競技。 まずはお母さんが、箱から絵カードを取り出す。そこには、犬、ネコ、鳥、 きゅうり、ナス、たまねぎ、テレビ、電話、などなどなどの絵がかいてある。 で、お母さんが「○○ちゃん、××を買ってきて〜♪」と頼むと 子どもは、ず〜っと前方に建てられたダンボールのお店に、 ひとりで「おつかい」に行って、頼まれたものを買ってくる。 無事に戻ってくると、お母さんが「ありがと〜」と、 ごほうびの星のペンダントをかけてあげる・・という段取り。 「○○ちゃん、きゅうりを買ってきて〜」という呼びかけに 「は〜〜い!!」と元気に飛び出していく。 一目散にお店に駆け込んで行き、あっという間に戻ってくる子もいるが、 お店の手前では、ボランティアさんが玩具を持って誘惑していて、 みごとに、そこにはまりこんでしまう子どももいた。 今年は、ボランティアさんの一人が、ほんものの「犬」を連れてきていて 急遽、飛び入りでお手伝いしてもらった。 なかなか人なつっこい犬で、「なでて、なでて〜」とアピール。 中には、犬の前にすっかり座り込んでしまって、 いつまでも「なでなで・・・(^-^)」という子どもも。 幼児さんならでは・・の、ほのぼの競技だった。
というわけで、 心配されたお天気もなんとかもって、無事に終了。 みんなが、「楽しかった〜♪」と思ってくれていたら、いいなあ。
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