| 2002年06月04日(火) |
きょうだい (けたけた) |
3才のAくんのところに、0才のBくんが弟として 引き取られることになりました。 初めての面会の日、乳児院の門をくぐり、保育士さんに 抱かれたBくんが窓から覗いているのをいちはやく見つけたAくん、 「Bくん?」と第一声。
部屋に入ると、 A「ボクね、Bくんに会うの楽しみにしてたんだよ」 「Bくん、Bくんって言ってたの」 「よしよししてあげるんだよ」と保育士に一生懸命話をし、 持っていたおもちゃをBくんに渡したりと、精一杯かまっていました。
30分後・・・ Bくんばかりにみんなが注目していたことが悲しかったのか、 里母さんに抱かれていたBくんを押しのけようとしたり、 Bくんの髪の毛をひっぱったりして、結局びっくりしたBくんは 泣いてしまいました。 面会時間の1時間ほどでしたが、Aくんにとって精一杯の「お兄ちゃん 第一日目だったようです。
そして・・・ 里母さんの保育実習も終わり、里父さんとAくんとBくんの4人で Aくんのお家に引き取られて行きました。 次の日の里母さんからの電話。 Aくんは、Bくんに優しくしたり、手荒に扱ったり。 Bくんも、Aくんに相手をしてもらって喜んだり、泣かされたりだとか。
お兄ちゃんになったAくんも、弟になったBくんも、 いっぱいケンカして、いっぱい遊んで、ステキな兄弟になってね〜。 1ヵ月後の家庭訪問が楽しみです。
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