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すべてのNANAたちへ �宗 繊峩函廚箸いΔ發痢� - 2004年11月08日(月)

いくら遺伝子を解明しても生命誕生の理由が説明できないように、
いくら賢くなろうが争いや戦争がなくないらないように、
人は己の業を乗り越えられない。
それぞれに刻印されている何かしらの業を、
どうしても超えられない。

休むまもなく仕事をしているのに、
こうやってまた日記を記しているのは、
それすらすでに物書きとしての業であると思える。

自分が「すべてのNANAたちへ」で書いているのは、
僕が認定したNANA系の女の子へのオマージュというか、
ようは「女ってよくわかんねえな」ということなのだが、
こうして女性について考えるのも、己の業である。
たぶん、僕は一生、女について考え、
一生「わかんねえな」といい続けるのだろう。

最近、僕の周りのNANAたちがあわただしい。
本稿NANAシリーズの発端となったA子、
堕胎手術代は使い込むバカ男と結婚した彼女だが、
正式に離婚が決定したそうである。
そんな事情からか最近電話がうるさくて仕方がない。
政治家の娘で鉄砲を持ってる男にホレたS子。
今度はマリファナ男にはまりそうになったり、
既婚男に振り回されそうになったりしたらしい。
相変わらずである。
また意外なところでは「NANAな女に被害に合った」
という知り合いの男性まで登場である。
その他、ささいなことを含めると、
NANAシリーズに登場した人々のほとんどが、
ドタバタと動き出していた。

なぜこんなに動きが激しいのだろう。
寒くなったせいか? 
クリスマスが近づいているからなのか?
それとも大地震の前触れなのか等々、
ライター的にはどうにでも書けるのだが、
僕個人としてはまったくわからない。
理解不能だ。

ただ見ていて思うのは、
彼女たちは己の業や因縁を超えられないのでは?という感慨だ。
望んでもいない世界があちらからやってきて、
取り込まれ、もがき苦しむという図式は、もはや物語の定石。
わかりやすいほどのストーリー展開だ。

しかし、一抹の不安も過ぎる。
量子力学的に言えば、彼女たちのNANA的要素は、
観察者である僕が引き出したものなのかもしれないのだ。
そう考えると申し訳なく思うし、逆に
自分自身がNANAなのではないか?という思いにもかられたりもする。
まあ、「童貞になる」「包茎になる」とか言ってる輩なので、
NANAというよりもBAKAなのだが。


...

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