輸入盤CDが買えなくなるかもしれません。 - 2004年05月04日(火) イラクだ、人質だ、年金改革だと些細なことに気を取られてる間に、 ぼくらの楽しみが制限されるかもしれない事態が発生してます。 中国・台湾製の邦楽アーティストのCDが安価で輸入されているので、 これを著作権法で規制しようという案が国会で持ち上がってます。 ついでに英米のアーティストの輸入盤CDも規制しちゃおうか? なんて話もあるらしく、これは非常にやばい。 そりゃ邦人アーティストの権利は守られなくてはならないよ。 でもオレが知ってる限りで言うと、 邦楽アーティストの中国・台湾製CDなんか、 ドンキとかディスカウントストアくらいにしか流通してないし、 値段だって1700〜2000円くらいする。 まあ、確かに安いっちゃ安いけど、 そんなに安価かぁ?って気もする。 中には海賊盤まがいのものもあるわけで、 オレもほんの数枚しか持ってない。 つーか、邦楽アーティストの中国・台湾製CDが流通してること自体、 知らない人のほうが多いのではないか? おととい、某レコード会社の社員に聞いたら、 「そんなの売ってんだ?」って普通に言ってたもん。 業界の人ですらそんな状態なんだから、 その程度の存在なんですよ。邦楽の中国・台湾製CDは。 つまりね…… あ、ここからはオレの妄想ですから聞き流してください(苦笑)。 今回の法律はどう考えても、英米から輸入されてくる 洋楽の輸入盤CDを日本に入れないための作戦としか思えない。 現在、洋楽輸入盤CDは約1700円程度で手に入る。 (もちろん、もっと高いものもありますが) しかし洋楽の日本盤CDは2500〜3000円もする。 この差額は一体何かといえば、 海外のレコード会社とのライセンス契約費、 オビや解説や対訳、さらに広告やキャンペーン費用に使われている。 が、それもCD1枚単価まで落とせば、 数パーセント程度のものでしかないわけで、 残りはすべて各社の売上に計上される。 いまレコード会社の大半は儲かっていない。 数年前に多くのレコード会社が合併・整理されたことで、 多少の人件費削除にはなっただろうが、 CD1枚に対する制作費は、10年前のJ-POP最盛期の頃と変わりない。 儲からないのは当然だ。 それに発車をかけるように、若者の音楽離れ、 CDの違法コピー問題が持ち上がっている。 そのCD違法コピー問題から派生して作られた、 コピーコントロールCD(CCCD)は、 音楽マニアには不評で、国内盤がCCCDの場合、 非CCCDである輸入盤CDを買い求めることが多い。 爆発的に売れた、クイーン「ジュエルズ」も日本独自の企画CDではなく、 輸入盤があったらオリコン1位は取れなかっただろう。 (輸入盤の売上はオリコン・ランキングに加算されないのよね) このクイーンの例を見るまでもなく、 洋楽CDというのは、制作費がそれほどかからない、実においしい商売なのだ。 (もちろんジャンルやアーティストによっては、刷り枚数を マーケティングしておく必要はある) 今回の法律改正の狙いはまさにここにあると思えるのだが…。 たたひとつ断っておきたいのは、 タワーレコードやHMVなどで売られている洋楽輸入CDのほとんどは、 日本のレコード会社が輸入したものだ。 所属洋楽アーティストのディストリビュート権を持っているのだから 当然といえば当然なんだが(?)、それでは儲けが少ない。 つまりはそういうことだろう。 悪いのはレコード会社だけではない。 今回の法律はレコード会社やアーティストからの上納金で利益を得ている 某団体が推進しているのでは?と推測している。 アジア製輸入CDを盾にすべての輸入CDをストップさせようという、 いかにも裏がありそうな戦略は3年前のCCCDの時の言い訳にそっくりだ。 CCCDは音楽用CD−RやMDなど、 メディアの売上促進のためのものだったが、 今回はずばりCD自体に目を向けたというわけか? もちろん、本当のところはわかりません。 本当のところを知りたい方は、 本日開催のこのイベントをチェックしてください! オレも体調よかったら行きます!!!!! ----------------------------------------------------- 選択肢を保護しよう!! 著作権法改正でCDの輸入が規制される? 実態を知るためのシンポジウム 現在、国会で審議されている著作権法の改正案によって、 輸入盤の輸入が制限されようとしていることに対して、 ピーター・バラカンと高橋健太郎の発案で 実態を明らかにするシンポジウムを行います。 反対の集会ではなく、多方面からのパネラーの方々の話を聞く、 「知るための」シンポジウムです。 この問題に興味のある方、意見のある方、 さらには知らなかったけれども情報を得たいという方も、 ぜひ、足をお運びください。 期日:5月4日 場所:新宿ロフトプラスワン http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/ 時間:午後1〜3時 入場無料/ドリンク代500円のみ御負担ください 司会進行:ピーター・バラカン パネラー: 民主党 川内博史議員 音楽評論家/HEADZ代表 佐々木敦氏 輸入盤ディストリビューター、リヴァーブ副社長 石川真一氏 イースト・ワークス・エンタテインメント 高見一樹氏 音楽家 中原昌也氏 ビルボード誌日本支局 スティーヴ・マックルーア氏 発起人:ピーター・バラカン、高橋健太郎 協力:藤川毅 またこちらのサイトのネットラジオで生中継します。 http://xtc.bz/data/2004/05/01.html 海外盤洋楽CD輸入禁止に反対する http://sound.jp/stop-rev-crlaw/ ...
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