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林檎が売れないのはなんのせい? - 2003年03月30日(日)

椎名林檎のアルバム「加爾基 精液 栗ノ花」、
あんま売れてないらしいっすね。
ソースはここ。

http://newstopics.dion.ne.jp/pubnews/story/?nc=4481&nd=20030321150000&sc=en&dt=new

オレ、いまだに中身聴いてないんですけど、
シングルはすげえ良かったんで、
アルバムもいいんだろうなぁ、って思ってたんだけどね。
やっぱヒットシングルが入ってないのが問題なんだろうなー。
つうか最近、ヒットシングルないし。
あれだけ難解な「勝訴ストリップ」が売れたのは、
ヒット曲が沢山入ってたからだと思うし。

あと思うのは、最近のヒット曲ってすげえわかりやすい、
日本的なものが多くなってきてるような感じがするんです。
もちろんヒットするのって昔から単純なものが多いわけだけど、
スマップ「世界に一つだけの花」もそうだし、
I WiSH「明日への扉」もそうだし、
ついでにロードオブメジャーや175Rもそうなんだけど、
最近の曲の根本的な詩やメロって、
昭和40〜50年代頃の曲みたいな気がしてならないんすよ。
もしくは合唱コンクール系っていうか。
ようするに「ゆるいなぁ、攻めてねえなぁ」って感じ?
「後ろ向き」って感じ?
つい5−6年前のほうが、
まだ音楽的に芳醇だったような気がするんですが…。

まあ、歌なんか楽しきゃいいわけだし、
別に音楽的にどうのこうのなんて関係ないんだけどさ。
難解なもの聴いてしかめっツラしてる余裕ねえし。
林檎のアルバムも、そういう事情で売れないのかね。
もちろん、CCCDだから売れないつうのもあるんだろうけど。
オレも買う気さらさらねーし。

ところで神保町でご贔屓にしていたソバ屋さんが潰れました。
不景気って本当嫌だなー、と実感。




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