| たかが英語されど英語? |
2005年01月26日(水) |
今朝読んだ新聞で 「私立ぐんま国際アカデミー」 という学校の存在を知りました。 特区制度を利用して群馬県太田市が中心になって設立した学校だそうで、小学校から高校までの一貫教育校であり、授業は English Immersion (ある一部を除く) だと知ってビックリしましたが、それ以上に驚いたのが 「我が子の英語力を伸ばしたい」 と願う親の熱意にです。 入学予定者の中には県外からの申し込みも多いそうで、新聞に取り上げられていた話題もそれでした。 2つの住宅ローンを抱えることや、まだ子供が小さいうちから家族がバラバラに生活することに対してのリスクよりも 「英語漬け教育校」 を選ぶという選択肢は、私には無いだろうなぁ〜 と思うからです。
聞けばこの学校って、入学金やら・授業料・施設費・教材費などに莫大なお金が掛かるのだそうでもあり、また太田市に対しても何十億円もの税金を注ぎ込む行政に不満の声も上がっているのだそうですよ! まあ国際化が著しく進む現代だというのに、学力低下が叫ばれちゃったりしますから、親としては今まで通りの教育に不安を感じてしまうのでしょうけど、家庭も役所も、もうちょっと突っ込んで子供たちの 「心」 や 「気持ち」 を考えてあげて欲しいなぁ〜♪ なんて思っちゃいます。 私が英語漬けにされる側の子供だったとしたら、この身辺の変化を絶対に 「嬉しいこと」 とは思えない気がしますもの! それよりも逆に苦痛だと感じるだろうなぁ〜 なんて想像してしまうくらいですよ。
親の意に反して学童期の子供の考え方は単純で、でも純粋なものだと思うのです。 辛いことがあっても、逃げ込む場所や癒される暖かな雰囲気があれば耐えてはいける筈! けれども父親は 「自分の為に」 居ないし、母親は父の分まで頑張っちゃうから忙しくて大変そう... 親がこれだけのことをしてくれているのだもの、それに応えられる様に我慢して頑張るしかないのかなぁ? くらいなものだと思いませんか? 親の喜ぶ顔を見たさに、自分の正直な気持ちには向き合わないような癖がつくようになってしまったら可哀想ですし...
しかも、その日一日が大変だったら大変だった程、そのストレスを解消させられる何かが必要なものですよね。 解消法は子供にとって心地よいことでなくてはならない筈です。 財力があっても無くても、子供の為に! と思う親の気持ちや愛情は変りませんが、家計が苦しいとゆとりを持って子供に接することは出来にくいかも? という気もします。 「ねえねえお母さん♪」 と甘えてきた時に、子供と同じ目線で話を聞いてあげる暇もないとしたら... そんな些細なことで歪が貯まっていくとしたら怖いことですし!
こんな状態で 「それなりな英語力」 が身に付いたとしても、その子の人間形成においては何かしらの負の要因が発生しているような気がしてならないのです。 勿論、これは極端な考え方だと思いますし、どんなに忙しくたって&疲れていたって子供を一番に考えて接している親だって存在しているとは思うのですが、親が子供の為に・・・ と考えることの難しさや、子供にとって 「今」 必要で大事なものは何だろう? ということも、十分にた〜っくさん悩んだ上で出した結論であって欲しいと、切に願うお気楽主婦であります。
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