日々、腐女子的に生きているのであります。...まいまい子

 

 

去年の雪辱リベンジSS(なもの) - 2003年12月24日(水)



 去年の雪辱戦(?)王子バースデーSSを…!!!問答無用で塚リョですよ!!
 
 ちゅうかゲロ甘ですよ!!口内で悪質な砂糖が精製できちゃうよ!!人工甘味料ができちゃうよ!!
 これ読んだら寒くなりますよ!!現に俺寒いよ!!吹雪だよ!!ブリザードだよ!!
 性格180°違うよ!!はわわわわわ…!
 
 そんなカンジなのでご注意あれ。…忠告はしときましたよ??(念押し)






 「おうおう、青少年〜。今からデートってかぁ?」
 「……………」
 そうからかってくる南次郎に冷たい視線を送り、玄関を出た。
 今年は暖冬といってもやはり夕方は冷え込む。時折吹く北風に、リョ―マは少し身震いをする。
 一度、天を仰ぎ見、駆け出していく。ホワイトクリスマスにはなりそうもない空模様。夕陽を背に、近くの公園へと急いだ。



 人気のない公園。
 案の定、相手の方が早かった。
 「…早いな」
 「いつも遅刻するようなこと言わないでよ」
 「いつも遅刻していただろう」
 その言葉に返す理由もなく、眉をひそめた。手塚としては素直に述べたままのことだが、リョ―マにとってはむかつく事この上ない。折角急いで来たのにその台詞はないだろう。
 「で?いきなり呼び出して何の用?」
 ぶっきらぼうに言った。本当に急いで来たので、外套を着てくるのを忘れてしまっていたため、かなり寒い。
 手塚は、寒がっているリョ―マに近づいた。
 「学校で会えなかったからな」
 と、手のひらに紙袋を乗せる。
 リョ―マは乗せられた何の変哲もない茶色い紙袋を見た。それが何なのか分かるのに、少し時間がかかった。
 「……あ、誕生日だったっけ」
 「自分の誕生日くらい覚えておけ…」
 「別いいじゃんそんなの」
 それにラッピングされてないから分かりづらい。
 そう文句をたれつつ、リョ―マは紙袋を開けて中に入っている物を取り出した。
 出てきたのは、藍色の落ち着きのある手袋。
 「ま、アンタにしては上出来じゃん?」
 ニッと笑って手袋に手を入れた。が、途端に不快の表情に取って変わる。
 はめたはいいが、指先が余ってしまっている。ほんの少しだけれど何だか酷く不恰好だ。
 「…いじめ?」
 余っている指先を見つめながら言った。明らかに声に怒りが混じっている。
 「成長期、まだだろう?」
 余っていた方が、後々の為にはいいだろう。
 そう手塚は言った。リョ―マにはまだ成長期の訪れは見受けられない。手塚の言っている事は正論である。
 だが、
 「アンタに言われても…」
 バカでかい手塚に言われても、あまり説得力がないように思われる。でかい奴に小さい身長でいる悔しさなんてわかりゃしない。
 「…一年の時からこんなに大きかった訳ではない」
 「一年の時からだったら、アンタ巨人症」
 「……」
 「じゃ、もう少ししたら追い越すかもね♪」
 見上げたまま、リョ―マ特有の不敵な笑みをする。
 「………」
 手塚は無言のままリョ―マを見下ろした。
 「…絶対あり得ないって思ってるでしょ」
 リョ―マと手塚の身長差は約30cm。いくら成長期だとしても、30cmも伸びる可能性は限りなく低い。
 そのことを遠回しに言われたような気がした。
 「イチイチむかつかせないでよね」
 リョ―マはプイっと横を向いた。 
 手塚はため息をつくしかなかった。


 「…用ってこれだけ?」
 紙袋を折りたたみながらつっけんどんに言い放った。どうやら機嫌が悪い。
 「………」
 手塚は、そんな様子のリョ―マの頭の上に手を乗せた。
 それがまた癇に障ったようだ。
 「子供扱いするなって」
 睨んでくるリョ―マの後頭部を強く押して、手塚は自分の方へと寄せた。急に押されたのでリョ―マはよろけて、そのまま手塚に強く抱きしめられる。
 いくら人がいないからとは言え、いきなりのことに驚いた。
 「アンタって変な所でダイタンだよね」
 「悪いか」 
 …誰も悪いとは言っていない。
 リョ―マは仕方なく顔をうずめた。正直寒かったので、何だか心地いい。ポンポンと軽く頭をされても、文句を言う気にはならなかった。
 すると手塚は身をかがめて、
 「HAPPY BIRTHDAY」
 とリョ―マの耳元で囁いた。
 囁かれたリョ―マは恥ずかしさのあまり、俯いた。
 「…キザ。ていうか寒いよ…」
 そう言うと、手塚はまた、 
 「なら、もう一回言おうか」
 「言わなくていいっ!」
 バッと手塚から離れて叫んだ。少し、顔が赤くなっているのが分かる。
 その様子に手塚の口元が微かに緩んだ。それをリョ―マは見逃さなかった。
 「…俺、帰るからね!」 
 そう言って踵を返した。怒りMAXのようだ。
 「待て」
 手塚は呼び止めたが、リョ―マはそのまま歩き始めた。
 手塚は軽く息を吐いて。
 「   」
 その言葉にピタッとリョ―マの足が止まった。手塚はリョ―マに近づいていった。       
 顔を覗き込むと、心底嫌そうな顔つきをしている。
 分かればいい。行くぞ。
 そう言って手塚は歩き出した。リョ―マはそこに突っ立ったまま。
 「…どこ、行く気?」 
 と、リョ―マは恐る恐る聞いた。どこに行くか分からないし、先ほどの言葉もある。
 手塚は振り返った。
 「安心しろ。送っていくだけだ」
 「…あんまり信用できないんだけど」 
 以前、その言葉を信じて痛い目を見た覚えがある。
 「なら、お望み通りにしようか」 
 リョ―マは首を大きく横に振った。
 「ワカリマシタ、オクッテモライマス」
 両手をあげて答え、トコトコと手塚の後を追っていった。
 

 「ほら」 
 と、差し出された手。
 リョ―マは少し迷って、していた手袋を外した。
 相手の手は暖かかった。
 何だか嬉しくて、ぎゅっとその手を強く握り締めた。

                            終。






痛々しくて申し訳無


 特にT部身内(読んではいないハズだが)…昼間も痛々しいのを見たのにね…いやスマン。まぁアレだ。原因はアイツラってことでね(責任転嫁すぎ)


 てゆうかSS載っけるの2月以来か…!!?塚リョは約1年振りか…!?


...




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