日々のあわ
あかり 



 息子たち

全くタイプが違ったり、やっぱり似ていたり、兄弟って不思議だ。
自分と弟のことを考えると同じように「違っていてちょっぴり似ている」のだが、
これが自分の産んだ息子たちのことになると「同じDNAを受け継いでいるのになぁ」と不思議になるのだ。

先日保育園にコマおじさんが来た。
巧みにコマを操り、子供達の心を鷲づかみにするコマおじさん。
「この子はとってもいい子です。もっといい子にな〜れ」と呪文のような言葉と共に子供達は手の上でコマを回してもらい、大興奮だった。

次男Kのところにもコマおじさんがやってきて、「この子は大物だな」と一言吐き、なぜか彼だけ頭の上でコマを回してもらった。(大笑)

そうだ。次男Kは大物かどうかは知らないが、なにかっていうと思わず笑ってしまうことが多い、そんな風味を出す子である。

この前も、砂利道を自転車で走っているときに
「ママぁ〜、ちんちんがぶらぶらするよぅ〜」とうったえてきた。
「へぇ〜、そっかー。ほんとー?」としか答えようがない(笑)






回ってます。





「天真爛漫なお子さんですね。じつに子供らしい。」と長男Rの個人面談で担任の先生が開口一番おっしゃった。
おまけにかなりのマイペースぶりだ。ポカンとしているくせに5歳にして切ない気持ちをしった男である。

絵を描くのが大好きで黙々と描く。もくもくもくもく・・・うっかり涎が垂れちゃうくらいの集中ぶりだ。

先日、我が家のおんぼろテレビの映りがいよいよ悪くなってきて、見たかった番組が見られなかったとき、めずらしく彼がテレビに向かって悪態をついた。「おんぼろバカテレビぃぃ〜」と。それを聞いてすかさず叱る母。

その夜だれも居ない部屋でこっそりテレビに謝っていた彼。
JG曰く「俺、あいつみてると胸がきゅーっとなることがある」

いったい誰に似たのか。
あぁ、逞しく育ってね。









ぽかーん。



2004年11月07日(日)
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