日々のあわ
あかり 



 巻上さん、最高だ。

あーあーあーっ。
また観ちゃった。いいもの観ちゃった。

田口ランディ×巻上公一 
トークショウ。

仕事帰りに、友人Tと行ったんだけど、
たのしかった。面白かった。可笑しかった!
生ランディさんは初めてだったんですけどね。
すっごい普通でいいの(笑)
親近感ありすぎで。

巻上さんは、ヒカシューを聞いていただけで、今は何をされているか
知らなかったんですが。
ボイスパフォーマーらしいですよ。
声が、気持ちよかった(笑)

そもそもテーマが身体に音楽を取り戻すというのだ。
シベリアの歌唱法ホーメイの達人になっていて、自由に声で表現する。
彼が歌うと、子供や老人が寄ってくるんだって(笑)
残念ながら遅れちゃって、はじめのパフォーマンスは見れなかったのだけど、トークも充分楽しみました。
肩の力がうんと抜けた大人を久々に見た。
それだけでうれしい。
「学校教育で身に着けた歌唱法」ではなく、何にもとらわれずに声をだす。
声帯をふるわす。のどの筋肉を余すことなく使う。って何度も言っていた。
音程なんてなくてもいいとまで言っていたな。
赤ん坊が、生まれたとき、教えられなくても肺で息をして声を出すように
声をだす。
腹式呼吸が良いといったって、それだけで生きている人はいない。
胸式呼吸だってしているんだよ。って。
・・・これは例えで、私には「形にとらわれるな。」って聞こえたな。

ランディさんは、さっきも書いたけど、普通で(笑)
「癒しは嫌いなんでぇ・・・」とか言っていたのも好感度大。
地声を鍛えて、最近声が変わったらしいですよ。
柔軟ですよね。心や頭が。なんでも取り入れる。

今回「ニュートラル」って言葉をたくさん使っていたけど、
そうそうそう。と深くうなずいてしまった。
以前に日記にも書いたとおもうけど、私の目標はニュートラルでいられる
人。漠然としたイメージだけど、それをずいぶんと具現化された気持ち。


学校教育で教わる音楽にコンプレックスを抱いている人って結構
多いんじゃないかな?そういう人が、巻上さんの音楽で救われるんだって。
私もそうなんだよね。ピアノもやっていたし、フルートなんて6年間吹いて
いた。
それでも、音楽をやったり歌ったりってことにコンプレックスがある。
聴くのは大好きなんだけど。
子供達の音痴もすごく気になったりしていて。(まだ5歳なのに)
絶対音感を身に着けたほうがいいよ。って思っていたり。
まあ、それに越したことはないけれど、それが全てではないって、
今日思いましたね。
よかった。

最後に、巻上さんが、
「日本の音楽業界から見放されて何年かたつけど」って笑って言った時、
ランディさんが、
「見放されているんじゃなくて、別の道を通っているんでしょ?それは絶対意味のあること」
っていう感じのことを言ったの。
感動しました。

今日は無理してでも行ってきてよかったです。
気持ちよかったです。







2003年01月17日(金)
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