ハードボイルド・ワンダーランド

2005年03月28日(月) もうひとりの自分が冷めた目でみている

ボクについて語ろうとおもう

それは
随分前のことであり
少し前のことでもあり
もしかしたら最近のこと

稀にあること
頻繁にあること

結局のところ ボクの捉え方次第


***


 理解というものは、つねに誤解の総体にすぎない。
「スプートニクの恋人」村上春樹


すみれの残したことばが
ここのところ頭から離れない
そんななか 気持ちを掘り下げたところで
日常的に感じていることを徒然


本当はひどく傷ついた
大切な部分を踏みにじられた

でもそれを伝えることの無意味さをみつけ
笑ってなにもないように振る舞う
伝えてもわからないだろうし
伝えるほど元気でも
お人好しでもない

結局その程度にしか
ボクを捉えていないのだから
その程度であしらえば
釣り合いがとれる
いや寧ろ
その程度にあしらわなければ
こちらがズタズタに傷つく羽目になる

こういうところでひととの関わりの温度が
なんだかひどく冷めてしまった
ぶつかっていたあの頃の熱さは
何処にいったのだろう


疑問の発生


受けた痛みを活かして
相対するひとに向き合えているだろうか

受けて嫌なことは
例えどんな相手に対しても与えたくないし
こんな気持ちは広めるもんじゃない


   あしあと  

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