浪奴社員の呟く
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2005年04月29日(金) はぁ?て

思うことが多すぎて、ちょっとやっとれん。荒んでるのぉ、て自分で思うねんけどな、どうにも辛抱ならん。


事の白黒はと謂えば、限りなく黒なんやろうけどな、それでも無罪判決の人間の氏名を公表したりするか?今ワシが云ってるんわ、法律の不備なんぞとちゃう。人に冷たい法律を変えていくんも一般人やけどな、それやからといって、無罪判決の人間の氏名を公表したりするか?正義を振り翳して暴走することの危険性を、知らんでは済まされん。そんなことも判らん連中が、「今の政治は…」「これからの日本は…」ふざけんなや!

あの頃の価値観と謂えば、物を手にすることで大切な誰かを守ることが出来る、邁進のみが美徳とされた時代背景やろうな。やけど今はどうや?物で誰かを守ることが出来るんか?いやそうやない。それだけ物そのものの価値が薄れたんやろ。やさかい、己の充足のみに奔走することが美徳とされてるんやろ。嘆くのであれば、この土竜と化した人々の目鼻やろ。個人の尊重も各々が勝手に進んでたんでは、根幹から腐りきってしまうんも時間の問題や。その駄音がガラガラと近づくが、まだ聞こえてへんのか?少しは耳を傾けてみたらどないやねん!

誠実なのかと謂えば、その言葉の持つ響きそのものが、既に背徳の裸鐘に思えてな。そもそもこの言葉を使いたがる輩に、信用できるヤツのおらんことは、ワシの被害妄想を差し引いても、有り余る賛同を得られる気がするわ。一見自らを始めとし相手に到るベクトルと見せかけて、所詮は自分から自分に還すスカラでしかない。実際、無機質な活字の中に何を見出せと呼びかけてるわけや?「心より…」「誠実な対応を…」それでも、こんな風潮に何の違和感も覚えんことも罪悪やろ。それで社会は廻っているんだ、か?そない空を切る社会なら、廻すな!


物量に任せてかと謂えば、それがどうしたって?この一つ一つが希薄な緩衝材にでもなると思ってるんか。結局そんなモノに頼ってるから、人の背景に何ら届かず、やっぱり自己狭義内での帰結に安堵してるだけやないか。言葉を選ぶのは、自分を守る為ではなくて、人を救う為なんだよ!小さい穴裂を必死に塞いだところで、安物陶器なら叩き割ってるわ。そんなもんを大事にしてつまらん人間になってしまうくらいなら、さっさと捨ててしまえ!



今日子供らに言われて、なるほどなぁ、って思ったんよな。やけど、やっぱワシわこうでなかったらアカンと思っとるんよ。優しさも強さも正義も秩序も愛も友情も自由も革命も、その全てが、語られることで姿を消してしまうものの全てが、軽々しく扱われてしまってることに迎合してまで、暮らしを支えていくことの不必要なのは、ワシがこないしてるからやろ。ワシみたいなんが維持していかんかったら、誰がそないする?そうすることで、辛うじて繋ぎとめられているものがあるんやったら、それでワシわ満足や。己を守る為でなく、誰かを救う為に言葉を発しておりたい、そない強く思う。


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