浪奴社員の呟く
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2005年04月06日(水) まぁ、そういうわけで

新年度がアッサリモッサリスタートしたんやけどな、確かに昨年度は2軒目の開校もあったし、結構緊張感もあったし、いかにも新鮮な気持ちで始まったんやけどな、なんやろ今年度わ…なんか惰性で動き出したようにしか思えん。ィャ疲労困憊過多蓄積云々な現状も大きく作用してるとも思うけどな、朝から新年度の準備で2軒目に行って昼から本店の中3講習やって夜の授業終わってからまた2軒目で準備して…そないな流れでココんとこ過ごしてたさかいな、そない感じてるんかもしれへんねんけどな。今年度にかける期待みたいなんが希薄なんやろか。受験生わ多いで。高3で8人、中3で5人。過去最高レベルの受験生の数やわ。やねんけどな…なんかワシの求めるものとの誤差が大きくなってきた気がしてる。塾、て何なんやろな。


大人でも子供でも、みんながこぞって「ボクが…」「ワタシが…」を繰り返すばかりで、その右前足を少し後ろへと置くだけでこんなにも物事が流れ好くなるというのに、そういう意味において、大人も子供も小人に成りすまして、まるでそれが『生き抜くための術』と大きな顔をして闊歩するなんて姿を、誰も許せぬはずではなかったのか?私たちが失ってしまったものは極めて大きく、その欠落は人々を限りなく小さく見せてしまい、私はまた失意と失望の中で、在りはしないものへの渇望を覚えてしまう。真の美しさを、真の優しさを、真の強さを、真の儚さを、どうして誰も語ろうとしなくなったのか?そうじゃない、もう無いものなんだ、だから枯渇して探浪して蜃気楼の中で夢を見て砂嵐に埋もれて、また忘れ去られていくだけなんだ。そうやって、人々は簡便で理智で斬新で現代を語らう未来人と化していくだけで、そういうことなら消し去ることに些かの未練も持たぬから、また「ボクが…」「ワタシが…」と輪廻していく。こんなものを歴史と呼ばう心理は、今日を見据えず昨日を顧ず明日を望まず、唯肉塊が時の中で漂たうの功罪諾し難いものであって、それならばせめてあなた達には、気付いて欲しい。此の地に臨む真理を照らす珊阜からの素晴しき眺望を。


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